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【自主大会優勝】黒炎環境のミュウVMAXデッキ解説

こんにちは、ワデです。

8/20(日)に行われた自主大会でミュウVMAXを使用し、全勝優勝することができました。

ミュウVMAXは、9月から始まるCL横浜やシティリーグでも活躍すると思いますので、最後まで読んでいただけると幸いです。

※CL横浜の戦績を追記しました


自主大会の結果

野望杯という大阪の自主大会に参加しました。

第三十一回野望杯

予選

ロスギラ  後攻○
ゼラオラ  先攻○
パオジアン 後攻○
ロスギラ  先攻○
サーナイト 先攻○

トナメ

ロスギラ  先攻○
パオジアン 後攻○
リザードン 先攻○

決勝

ロスギラ(BO3) 後攻○ 後攻○

決勝と3位決定戦のみBO3形式で行われる大会で、全勝優勝することができました。

環境予想

黒炎の支配者が発売されたことで、リザードンが注目を集めリザードンの使用者が増加しました。
それに伴いミュウデッキの使用率がとても少なくなり、代わりにミュウに勝てなかったデッキが台頭してきました。

そして、世界大会の影響を受けて、パオジアンとロストギラティナが数を増やしました。(世界大会前からも注目を集めていましたが)

ロストギラティナはジェットエネルギー4、雪道4の型が流行し、パオジアンに関してはアルセウス+セグレイブの型と、セグレイブを不採用にしてパルキア+ビーダルの方が流行しています。

また、リザードンが登場してもサーナイトは強く、使用者が一定数存在しています。

新弾発売当初はリザードンがかなり使われていましたが、最近は少しずつ数を減らしていると感じていました。
まだ強い構築が定まっていないことから、勝率があまり良くなく、環境デッキに対して負け越してしまうことが多い印象です。

実際最近の自主大会などの結果を見ていると、リザードンではなくサーナイト、ロスギラ、パオジアンなどが上位にいることが多いです。

また、これらのデッキに対して勝率の高いインテウーラも数を増やしています。
HPの低いシステムポケモンを使用するデッキが増えたので、ヨガループやキョダイレンゲキの通りが良く、ミュウが減少傾向にあるためかなり良い立ち位置にいると思います。

ロストギラティナの増加に伴い、ルギアも数を増やしました。

ロストバレットに関しては、リザードンのHPが高いことや、月明かりの丘の登場などによって減少傾向にあります。

このような環境予想を踏まえて、今回の自主大会ではリザードンが少ないだろうと予測していました。
また、使用者がいても序盤で負けてしまう可能性も高いと考えていたため、当たっても1回ぐらいだろうと思っていました。(この自主大会は16人トナメに上がれるため、1敗しても確定でトナメに上がれます。)

その読みが見事に的中し、10回の対戦中、一度しかリザードンと当たりませんでした。

今回の自主大会の使用分布はこちらになります。

予選64名
ギラティナ17
サーナイト11
パオジアン11
リザードン6
アルセウス4
ミュウ3
ルギア3
その他9

決勝トーナメント16名
ギラティナ5
パオジアン4
ミュウ2
リザードン2
サーナイト1
ミライドン1
ルギア1

僕の対戦卓の周りにリザードンが全然いなかったので、大会後にこの分布を見て、リザードンが6人もいたことに驚きました。
1回しか当たらなくて本当に良かったです。
ただ、上位卓にあまりリザードンがいないように感じたので、序盤で負けていたのかもしれません。

これらの環境を踏まえながら、ミュウVMAXのデッキを使用することに決めました。

同じ日に行われたラッシュCSの分布はこちらになります。

予選
上位64名

予選では、リザードンは全体2番目の使用率(81名)でしたが、上位64名には6人しか残っていません。
一方ミュウは17名しか使用者がいなかったにも関わらず、4名も上がっています。
このことからもリザードンが減る、もしくは序盤に負けてしまうという予想は間違っていなかったと思います。
また、ギラティナとパオジアンが多いことから、ミュウの通りが非常に良くなっています。

ここからは有料となります。

僕は今回パオジアン、ギラティナの数が増えるという予想をして、ミュウを使用しました。
そのため、リザードンに対して勝てる構築ではなく、リザードン以外のデッキに勝てることをコンセプトにデッキを組んでいます。

リザードンに勝つためのデッキではない点をご了承ください。
一応リザードンへの対策カードも採用していて、準決勝では運良く勝つことができましたが、かなり不利だと思います。

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