6畳和室のセルフリノベ計画

昨年春から千葉県香取市の実家に住んでいる。一人暮らしだった母親が長期入院となり、定期面会と残された猫の世話のため横浜から通ってくるのがしんどくなったからだ。あと親が退院して再び家で暮らせる見込みがなくなったこともあり

「猫の世話をしながら実家の整理を始めるか」

と、横浜を引き払って一時的なUターンをした。その後、8月に母親が他界し、半年くらいちょっとダウナーな状態が続き、今年になってから次第に元気を取り戻し、親の荷物処分も進んだ。

「え、写真はめちゃカオスなんだけど」

と思ったかもしれないが、これは一階東側の親寝室だった部屋で、実家の片付けにおける「仮置き場」だ。下にブルーシートを置き、他の部屋から排出したものなどをいったん置いておくスペースにした。これを6月最終仕分けをし、残すものは定位置を決めて格納し、残りは処分したりジモティーで欲しい人に引き取ってもらったり。

写真奥に、両親が結婚した時からずっと使っているタンス2棹が垣間見えるかと思うが、それもバールとハンマー、時々電動のこぎりを使って解体した。

そして遂に、この6畳和室を完全に空にできた。達成感ひとしお。

貴重なエアコン部屋なのでセルフリノベして自室に

でもこれはゴールではなく、スタートだ。
この6畳和室をセルフリノベーションして、実家に住んでいる間の自分の寝室兼ワーキングスペースにしたいからだ。

家の中でエアコンがついているのは、リビングとこの部屋のみ。私の部屋は二階の子供部屋だったところなんだけど、天井裏に断熱材もない古い家屋の屋根瓦の下なんて真夏に過ごせる空間じゃない。エアコンつけようにも、配電盤の交換も必要になるのですぐは無理だ。

かといって、日当たりが悪く湿気もこもりやすかったこの寝室は、壁も押入れも畳も結構傷んでいて、このまま使うにはちょっと抵抗がある。どのくらい実家で生活するかも見えていない中で工務店にリフォーム依頼してコストをかけるのも何なので、自力でできる範囲でセルフリノベーションに挑戦することにした。

現状の課題

とりあえず書き出してみる。

  • 畳の汚れ・痛みが激しい→掃除もしやすいようフローリングにする

  • 築40年以上で床下の状態が心配→畳を外してチェック/必要ならシロアリ・腐食防止など床下リフォーム

  • 断熱材がほとんど効果なくなってる→壁を壊し断熱材を入れ直す

  • 砂壁が結構崩れている所多い→断熱材の上にパネルを張って壁紙にする

  • 柱も傷みがあり古くなっている→磨き直す

  • 網戸がぼろぼろ→張り直す

  • 雨戸が朽ちていて閉められない→外注して新しい雨戸をつけてもらう

  • 押入れやタンスあった場所の床がかなり傷んでいる→張替え

  • 押入れはふすまや扉閉めると湿気こもりやすい→扉撤去?カーテン?ウォークインクローゼット的なものにする?

  • 天袋は物が取り出しにくい→扉を撤去して基本的に使わない方針に(上げ下ろしも危険なので)

  • 出窓の板が全体的に傷んでいる→張り直し

  • コンセントが押入れ下の1か所だけ→壁コンセント2か所増設

  • 長押は不要(埃も溜まるし壁紙張る時に不便)→撤去

  • 家具をどうする?

作業の進め方

自分でできるところもあれば、外注でやってもらったほうがいいこともある。たとえば網戸の張り替えは自分でできるけど、新しい雨戸の取り付けはプロに頼んだ方が確実だし、窓ガラスを二重化するなんてのも工務店にお願いして補助金も使って交換したほうがいいかなと。外注することは早めに見積もりをとっておこうと思う。

セルフリノベをしながら、その様子をYouTubeにアップしている人は多いので、先にそのYouTubeを見まくろうと思う。きっと今自分が気付いていないリフォーム箇所もたくさんあると思うし、効率的な作業のためには、何をどう進めるのがいいかなど手順も学べると思うので。

急ぐ必要はないけど、できれば7月中にある程度目途をつけ、8月にはここで生活できる状態になるといいなあと。実は9月に入院予定があり、2週間くらいで退院した後も本調子に戻るまでにはちょっと時間がかかると思うので、その時、階段の上り下りも必要なく、トイレも洗面所も玄関も近いこの部屋で寝起きができれば安心だ。エアコンもあるし。

そんなわけで、記録兼ねてnoteに記事を投稿していきたいと思う。

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