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ようこそ、わたしの誕生日に

またひとつ、歳をとりました。

誕生日が嬉しい年齢ではないのだけれど、嫌いというわけでもない。中身が幼稚だからか、姿格好が幼いからか、実年齢よりも幾分か若く見てもらえがち。
ありがたや〜ありがたや。


誕生日プレゼントはあげるのも貰うのも苦手。
そんなわたしに夫が「誕生日プレゼントなんだけど、、、」と、使うと消えるものを提案してくれた。

『ん〜なんか違うんだよな〜』
(もちろん、心の中でのつぶやき)

わたしは〝カタチに残るモノ〟がいい。
我が家は物が溢れかえっているので、本当は〝消えるモノ〟がいいのだろうけど、わたしは〝残るモノ〟がいい。

わたしは元来、ものすごく忘れっぽい。
去年の誕生日に何か貰ったっけ?と実は覚えていない。
でもプレゼントと関連づけたら『あ〜これはあの時の……』『これをもらった年は……』なんて、良いことも悪いことも思い出せるんじゃないか?と思った。

だから目に見えて〝カタチに残るモノ〟という注文を夫にした。『コレがいい!』というものではなかったので難航したらしい。

そして誕生日当日、この子がやってきた!

夫よ、でかした!
ありがとう!かわいいね!

でもね、本当は手紙とかでも良かったのだよ。
ほら、手紙も〝カタチに残るモノ〟でしょ?
あの頃みたいにまた書いてほしいな〜。

ちなみに…わたしは夫の誕生日にプレゼントと手紙を渡しました。それについてもまたいつか、ここに残せるといいな〜。

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