井上陽水の「白い一日」~超傑作アルバム「氷の世界」から

小椋佳作詞、井上陽水作曲。
この曲が収録されたアルバム「氷の世界」はぶっ飛ぶくらい名曲揃いで、OPの「開かずの踏切」、「帰れない二人」や「心もよう」、アルバムタイトルのロック「氷の世界」、マニアにはたまらない「小春おばさん」などとにかく捨て曲なし。そりゃ売れるわね。吉田拓郎中心で聞いてた頃なので陽水のロックっっぽいところが特に刺さった記憶がある。調べてみたらロンドンでロックがらみの有名どころを入れて録音してるんですね。道理でロックっぽいわけだ。
陽水は「二色の独楽」だったか、そのあたりまでで、ぼくはブリティッシュロックに染まってしまうんだけど、この名盤は今も大切に持っています。
それと陽水はフォーライフレコードに最後まで残ったひとでもあるんだよね。
調べてないから知らないけど、当時の四人の画期的な挑戦はぼくも覚えているし、空中分解して形は変わってもつい最近まで彼だけはフォーライフにいたというのが個人的に好感度大。
中島みゆきがずっとヤマハにいるのと同じ感じがするわけです。
とにかくいい曲だ。
小椋佳も天才だったし、もうああいうシンガーソングライターは出ないだろうな。

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