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[クラシックロック] ジェフ・ベックとロッド・スチュアート

敬愛するロックギタリスト、ジェフ・ベックとロッド・スチュアートは長い付き合いで、盟友といって良いでしょう。エリック・クラプトンとの付き合いも同様ですが、どちらかというと修道僧のごとくギターを追求する孤高のギタリストというイメージがあるジェフに対して、クラプトンは歌とギターを愛する心優しきブルースマンというマイルドなイメージがありますね。
二人共ヤードバーズの時代あたりからの付き合いなので人生を通じて関わってきた友に変わりなく、それだからクラプトンと最後に出した「ムーンリバー」を聞くと万感の思いに胸がつまるわけです。

さてロッド・スチュアートはジェフ・ベック・グループのボーカルでした。ファーストアルバム。

Truth



古いロックサウンドと言われればそれまでですが、めちゃくちゃかっこいいです。ドラムのコージー・パウエルが強力。この頃は、リズム隊とギターとボーカルと言うシンプルな編成が多かった時代ですが、ロックってそれが一番かっこいいし、技術がないと難しい。

グループは解散し、ジェフは、ギター・インストの道を切り開き、ブロウバイブロウで大成功して以降の活躍はご存知のとおり。それでも交流関係は途絶えることなく、二人は共演しています。ロッドはジェフのギターを気に入っていて、コンサートに誘うこともしきりだったそうですが、ビッグネーム同士、なかなか難しいのでしょうね。

Infactuation

私が最初に聞いた共演作は
ロッドの「カモフラージュ」 (1984)のこの曲。このアルバムでは3曲、ジェフが参加していますが、一番目立つのがこのオープニングの曲。ギターのリフが効いてますね。

People Get Ready

ジェフのソロアルバム「フラッシュ」から。このあたりから指弾きが始まったらしいです。珍しく歌ものアルバムで、なんとジェフ自身も歌ってます。彼自身はこのアルバムを気に入らなかったようですが私は好きですね。

名曲ですが、ライブのほうがやはりいい。

2023年ロンドンで行われたトリビュート・コンサート。DVDもありますね。ファン必携。

みんな歳とったなあ(笑)。自分も歳をとるわけだ。

たくさんのミュージシャンから愛されたジェフ・ベック。ロッド・スチュアートとの友情をなんとなく感じさせる一幕でした。

それではまた。

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