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今から読みます #ありがとう創作大賞

 感想の締め切りは終わりましたが、これからゆっくりとフォロワーさんの作品を読みたいと思います。
 まず青ブラ文学部でお世話になっている山根あきらさんと盟友?のももまろさんとの合作小説を読みました。

 正直すごいなと思いました。
 まず奇数話と偶数話で書き手が異なる合作という時点で驚きですが、書き手自身をモデルにしてそれぞれの主人公の目線で交互に描くという発想が素晴らしいです。
 特に三葉亭さんがラスコーリニコフについて語って文学が読者に与える影響を熱く語るところや、神宮寺さんの作品が評価されながらも谷崎潤一郎の「痴人の愛」と似ていると言われ、その作品が谷崎作品の中で彼らにとって最も評価が低いものであるため微妙な心理になるところなど、「作家の矜持」がいたるところで語られており、あくまでフィクションとして読むにしても、お二人の文学に対する向き合い方が感じられて非常に興味深いものでした。
 今も合作小説が投稿されていますが、これをきっかけにももまろさんを知り、素晴らしい記事に出会いました。ここに引用させていただきます。
 どんなSNSにもありがちですが、創作が多いnoteでは必読かと思います。
 
 

  「ありがとう創作大賞」のタグをきっかけに他にも素敵な記事やnoterさんに出会いました。これからゆっくりと気になる作品を読んでいこうと思います。
 

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