4.「世の中にちょっぴり愉快な悪戯をしかけたい。」片桐はいり『もぎりよ今夜も有難う(幻冬舎 2014)』
自分を置いてきぼりにしがちな方だと思う。1人の人間として、1人の経営者として、1人の女性として、夫の妻として、3人の子の母親として、友の友人として、、ああ、役割が多い、時間が足りない、いろんな言い訳をして自分を置いてきぼりにする。
今の私は、今、この瞬間だけ、であって、過去に行った選択の積み重ねがあって今の日常があるはずなのに、
時間も忘れて没頭した、あんなこと、こんなこと。自分を満たしていたことを簡単に忘れてしまう。
そうすると、自分が何をしたいんだっけ?と迷走し始める。