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【全20回完結】福祉環境設計士/国内外の見聞きアーカイブ

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福祉環境を設計している人からみた、国内外を見聞きしたヒトモノコトの場面。このマガジンは2018年から2020年まで書き綴りました。ヘッダーは2017年、東京は豊島区。1000人以…
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2018年8月の記事一覧

3、共鳴した言葉 「バイアスを乗り越え、複数の地図を持て」 #アートサイエンス

非常にしびれる本に出会いました。写真は、本を読んだその後に科学未来博物館に行ったときに我が子らの背中をみていて、思わず撮ったもの。 「ART SCIENCE IS.アートサイエンスが導く世界の変容」塚田有那 単行本: 168ページ 出版社: ビー・エヌ・エヌ新社 (2018/8/24) 本書は、アートとサイエンス、その両者を行き来し、どちらにも属しつついずれにも収まりきらない活動を続ける先駆者たちの取り組みと声をまとめた、このシーンの全体像と最前線を展望できる一冊です。

2、脱「単一」。「文化拠点」という視点で混ぜてゆく #ダンスパフォーマンス

メロウな語り口の東北弁と、どこかエキゾチックさを漂わせるアコーディオン。そして舞う人。東北弁で読む昔話と、音楽と、踊りの世界(※1)の一瞬を切りとった写真です。すごく良かった。なぜか。どこかとても文化的というか、表現を一心に浴びたからだと思うのです。 このワークショップ&パフォーマンス、実はこの会場で友人と待ち合わせていて、たまたま知って、たまたま空きがあって入れたものでした。 文字通りふらっと来てふらっと参加した。でもこの3者が持つ圧倒的なエンターテイメント性に、私も6才

1、「福祉環境設計士」と名乗ることにしました。

大笑いしている写真。2017年11月、東京都豊島区主催「としま暮らし会議」プレゼンターとしてお招きいただき皆さんの前でお話しして、皆さんと大笑いしている様子です。藤岡聡子ってどういうひとだろうと考えてもらったときに、こんな私を想像してもらいたいな、という想いを込めて、一つ目のアーカイブnoteの写真に使うことにしました。 さて、「福祉環境設計士」とは。この言葉を聞いてどんなことを想像してもらえるでしょう?例えば、こんなときに。 ある医療法人の代表が居たとしましょう。現場で