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大阪・梅田駅周辺がキラキラしすぎて、一人でお店に入ることが出来なかった

東京に住んでいるうちに、JR大阪駅がリニューアルされて、駅周辺もどんどんと様変わりしていった。

巨大で新しいビルが建ち並び、すでに自分の記憶にある大阪駅周辺とは同じ場所とは思えないぐらいだ。

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とあるホテルにチェックインし、晩ご飯食べようと、その巨大ビルの飲食店街をさまよった。

どのお店の看板もまぶしい、まぶしすぎる!

有名チェーン店から高級感を醸し出すお店まで、新しくて華やか。物理的にも照明やネオンがまぶしく感じるぐらいだ。

あまりにものまぶしさに地下にも降り立つが、そこも同様にまぶしい世界が拡がっていた。

どのお店も美味しそうだし、どこで食べても良さそうなのですが、あまりにものお店の選択肢の多さとそのまぶしさに圧倒されて、食欲を損なった。
結果、コンビニでお好み焼きを買った。

大阪に来ておいて、コンビニのお好み焼きなのか!とツッコミたくなるが、これはこれで、旨い。自分の身の丈にも合った食事としても安心して食べられる。

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税込550円じゃなくても3,000円でも5,000円でも夕食に支払えるのに、ここに落ち着いた。

なぜ、お店に入ることが出来なかったんだろう、と思ったのが、今回の大阪行きは一人で、一人で入るにはあまりにも場違いに感じたからだ。
楽しく談笑しながら食べているお客さんの姿、そう、ここは、キラキラとした気分で誰かと食事を楽しむ場所だ、と悟った。

もちろん、一人で食べられるお店もある。台湾まぜそばのお店もそうなのですが、まぶしくて食指が動かなかった。

そうか、もしかしたら、いま自分自身がキラキラしていないから、違和感を感じるのか。その視点が無かった。

自分自身がいま、心身ともにあまり良い調子ではない。
そして、キラキラとした発言や行動にも動き出せていない。だから、こういう場に合わないんだ、ということを理解した。

次に大阪に行くときには、楽しく飲み食い出来る様に、自分自身をキラキラさせて行きたい。


読んでくださり、ありがとうございます。