【実験】スマホと少し距離を置いたらどうなるか

スマホ使用時間の平均が毎月届くのだが、1日平均が4時間を超えていた。たまたま見たYouTubeでの動画でも、集中できない原因の1つがスマホと紹介されていた。

かなり危機感を持ったのと同時にふとスマホと少し距離をおいたらどうなるのか興味が湧いた。恐らく完全にスマホを触らないことは難しく苦痛となると思ったため、ルールを筋トレをしたらスマホ(SNSや動画)を触ってよいという難易度を少し軽めにして行った。

これまでのスマホと距離が近いときの一日

朝目覚めるとベッドに横になりながら、スマホを小一時間触っていた。意を決して起き上がると、毎日のルーティンである体重を量り、歯を磨き、豆乳を飲む。その後、読書に挑戦しようとするも集中できずすぐに諦めてスマホをいじる。

朝食後、出勤前までスマホをいじって過ごす。仕事から帰ってきた後も夕食前後ともにスマホをいじって過ごしていた。

初日

いつもと同じ時間に目が覚める。目覚めた瞬間スマホを触りたい衝動にかられる。寝転んだまま、しばらくその葛藤状態が続いた。意識を違うところに向けようとしても「スマホ、スマホ」と心の中にいる悪魔が囁いており、気分はずっとそわそわしていた。

意を決して起き上がり、いつものルーティンを行ったが、スマホをいじる時間がなかったため、いつもよりも1時間程余裕がある。その時間を活用して読書をした。

いつもとの違いは読書の集中力。いつもは2行読んだらスマホをいじってしまっていたが、今日は何ページか読み進めることができた。

その他にも仕事前に腹筋、トイレ掃除、書類の整理をすることができた。

スマホと距離を置いて2日目

昨日と同じく、目覚めても起き上がれず、ベッド上でしばし格闘。多分1度か2度寝てしまう。

ルーティン後、読書。昨日よりは読めなかった。朝食後、腕立て伏せ。読書は進まず、出勤まで時間が余り暇。

隙間時間に何をするかが課題。

スマホと距離を置いて3日目

目覚めと同時に尿意を感じたため、すぐに起き上がる。読書は集中できたとは言えないが、数ページ読み進めた。

TVでドジャースの試合があることに気付き、5回の大谷翔平選手の打席から観戦。新しいことができた。

まあまあハードな1日だったが、ここ1年間で一番調子が良かった気がする。

スマホと距離を置いて4日目

頭痛。読書集中できず、ぼーっとしようとするがしきれず、スマホを20分程いじってしまう。

少しだけが長い時間触ってしまった。体調悪いときの時間の使い方が課題。

スマホと距離を置いて5日目

この実験を始めてから初めての休日。昨日のサッカーの動画が気になってスマホを触りそうになるがどうにか我慢。

夕方頃筋トレせずに動画を見てしまうが、悪いことをしている意識はあるため、10分くらいで見るのをやめられた。

夜、ランニングの前に動画を見てしまう。厳密に書くと、動画を見る前に1set腕立て伏せを行った。

しかし、これが良くなかった。外に出るのが億劫だった。

スマホと距離を置いて6日目

朝目覚めてもすぐには起き上がれない。朝のルーティンを終えて、朝食前にメルカリで出品する。

スマホと距離を置いて7日目

休日。嫌で後回しにしていたパソコン作業を自宅で行おうとした日。朝はいつも通りスッキリと起きられない。と言っても5時に起床。

歯みがきをして、ホットミルクと軽食を食べた後、数年ぶりに早朝ランニング。これまた後回しにしていたホイールナットの増し締め作業を行った。

朝食を食べた後、面倒なパソコン作業を行ったが、かなり捗った。休憩時間に動画を見ることもあったが、10分程度で作業に戻ることができた。

まとめ

スマホは楽しい。スマホは楽に快楽を得ることが可能ということを改めて感じた。それが原因で、面倒で快楽を得にくいToDoリストなどのやらなければならないことが後回しになってしまいやすいということも。

スマホを一度触り始めると、それ以上に手軽に快楽を得られることがあまりないため、スマホの止め時がわからず、そのままダラダラとスマホをいじってしまいやすいと思う。

何かやらなければいけないことがあるときには、とりあえずスマホを触ろうではなく、やるべきことを終えたご褒美としてスマホを触るとした方が精神衛生上良い気がした。

スマホと適切な距離感を保つこともメンタルを安定させる効果がありそうだ。何事もいつも一緒は苦しくなる。これからはスマホと程々付き合おうと思う。


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