「やらないで後悔するなら、やって後悔しろ」
小学生の時、父から言われた言葉。
5〜6年生の頃、近所に買い物に行く途中で、お婆さんが荷物を重そうに持っていて、大丈夫かな?って気にしながらも、通り過ぎた私。
少しして隣にいた父が、「やらないで後悔するならやって後悔しろ」と呟いた。
両親は私が小さい頃に離婚していて、その日は父が私と弟にたまたま会いにきた日。
もちろん普段いない分、信頼関係なんてないし、私はその頃、父のことが大嫌いだった。
「なんで?どうせ後悔するならやってもやらなくても一緒じゃん」
と、反抗的に父に