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一日に2回、背中を押された日

おはようございます
季節外れの暖かさに、気持ちも緩む週末です

今週は感情の浮き沈みがあり、いつになく疲れてしまった自分
昨日は予約していたセミナーもキャンセルして、どうしてもいきたいところだけにしぼって、渋谷パルコのほぼ日へいきました

幡野広志のことばと写真展
ずっと楽しみにしていて、ようやくいけました

素敵な写真とことばがならぶ展示会で、入り口から涙ぐみながら歩いていると、幡野さんご本人が来場者さんと、気さくに話してた!笑っ

私もならんで著書にサインしてもらい、一言お話しさせていただきました
幡野さんがガン患者であるために、医療関係者の来場も多いって呟いていたので、私も医療関係者ですと話すと、
『そうなんですよー研修医とか、看護学校の学生とか、いろんな人がきてくれてー』と
『幡野さんの言葉は私達の心にささるから…』というと幡野さんから一言

『いや、それなら自分の患者さんの話を聞いてあげてほしいよね、今みている患者さんの話をね』と

…ハッとしました

そのとおりだった
私の目指すところはそこだった
(そして聞いて、判断してどうすべきかを考え、行動するまでが仕事だった)

初めて会う幡野さんは、普通のおじさんで(いや、私より一回り以上年下の人をつかまえて、おじさんよばわりかい…(^_^;))、どことなく亡くなった父に似ていて、初めてあった気が全然しなかったです

会場特典のミニブックみながら、家に戻って、息子と家具買いにIKEAへいき、お腹すいたので途中で夕食を

(今週あった自分の中のモヤモヤしていることとか話ながら食べたので、すっかり食べ過ぎております)

仕事のことなどに話が及び、今週はなんだか落ち込んだし、疲れたーと弱音をはくと、息子から

『人が亡くなって、悲しいとか、悔しいとかっていう感情がわくということは、ごくごく当たり前のことじゃない?
普通の人の感情なんだよ

母は本当に感情移入しやすいけど、それは普通のことであって、それを恥ずかしくおもうことはひとつもない
自信をもっていいんだよ

むしろ医者という仕事をしていて、なにも感じなくなることが、人として怖いことなんじゃないの?

これからも仕事をしていくならば、その感情とうまく折り合いをつけないとなとおもう。

そういうことじゃないかなー』

あ、そうだった
そういうことだ

めちゃくちゃ元気が出た
励まされて、背中を押された

今までそういう感情がわくこと自体が悪なのではないかと、思っていて、事務的に動けない、ビジネスライクに振る舞えないことを、どこか自分のなかで、欠点ととらえていたとおもう

そのままの母でいい
そんなことを息子に言われて、急浮上せずにはいられない

朝の落ち込みから一転、二人に背中を押されて、どんな自分で、どんな仕事をしていきたいのか、道が拓けた一日になった

こうありたいとおもう自分にむかって、これからも人生を選んでいけたらと思います

幡野広志のことばと写真展
渋谷パルコ8階ほぼ日にて
2/16日まで開催中です

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