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Macbookを修理に出したら瞬速で返ってきた

仕事でMacbook Pro 15-inch, 2018 を使っています。ただ数ヶ月前から突然キーボードがおかしくなり、特定のキーが反復入力されるようになりました。最初は自分が2回、3回と連打しているのかと思いましたが、故障でした。

文字が打てなくなったわけではないので大した故障ではないと、そう思ったのも束の間。特にEnter Key が2回押されるのが超厄介者で、仕事のチャットが途中送信され、小分けに送ってくる鬱陶しい奴になりかけていました.....。

特定のMacbookで頻発する故障

この故障は頻発しているようで、Apple側でも認めています。

特定の MacBook、MacBook Air、MacBook Pro モデルのごく一部のキーボードに、以下の症状 (の 1 つまたは複数) が現れる場合があることが判明しました。

・文字が勝手に反復入力される
・文字が表示されない
・押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない

対象機種↓↓ (...ごく一部.....??)

MacBook (Retina, 12-­inch, Early 2015)
MacBook (Retina, 12­-inch, Early 2016)
MacBook (Retina, 12-­inch, 2017)
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)
MacBook Pro (13­-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-­inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports)
MacBook Pro (13-­inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-­inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (15-­inch, 2016)
MacBook Pro (15-­inch, 2017)
MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (15-­inch, 2018)
MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (15-­inch, 2019)

この対象機種に入っていれば、キーボード修理プログラムを利用して、キーボードの一部または全部を無償で交換してもらえるのだとか。私のMacbookも該当していましたので修理に出そうとは思いましたが、仕事で毎日使っているので何日も手放すわけにはいかず。

修理に出す以外の方法

Appleに相談したところ、もしかすると修理に出すことなく、こちらの手元で直せるかもしれないとの情報をいただきました。試して欲しいと言われたのはこの2つです。

Mac の SMC をリセットする方法
Mac で NVRAM または PRAM をリセットする

両方試しましたが、今回はだめでした。

チャットサービスで修理を申し込んだ

いつの間にか複数回入力されるキーが増え、かなり不便になってしまったので、重い腰を上げ修理に出すことを決めました。

幸い、年末年始にも修理の工場は動いているとのことだったので、仕事が年末年始休暇の間に直してもらおうと、そのタイミングを見計らって予約をしました。

こちらのページにAppleサポートの電話番号が載っていますので、そこに電話をすれば修理の予約までサポートしてもらえるのかと思いますが、私はこちらからチャットサービスを利用しました。

チャットサービスのほうが、言われたことを全部メモ帳などにコピー出来るのでおすすめです。

修理は、Appleストアへ持ち込むか指定場所まで引取に来てもらうか、どちらかを選択できますが、今回は引取をお願いしました。

引取日までにやること

① 管理者アカウントを作る

修理の人がログインできるように、管理者用のアカウントを作成する必要があります。システム環境設定にある「ユーザーとグループ」から追加できますが、この部分も電話やチャットをつないだままAppleサポートの方が誘導してくださいます。

test という名前のアカウントを作るように言われ、言われたとおりに実行しました。

② バックアップを取る

これはチャットにしても電話にしても、問い合わせ中行いませんので、修理の日までに自分で行う必要があります。

ただこちらもそれほど難しいことではなく、MacbookにプリインストールされているTimeMachineのアプリを起動し、バックアップを作成するだけです。

こちらに詳しく記載があります。

バックアップを取るように言われた際、
修理時に初期化されるということでしょうか?
と質問したところ、必ず初期化するということではないが、データの保証はできないので、とのことでした。

③ケースなどを取り外す

修理依頼をした際、一緒に預けたものは返却ができないので注意してくださいと言われました。今回はキーボードの不具合でしたので、充電器なども預ける必要がなく、本体のみの引き渡しでした。

例えば、ケース、保護フィルム、その他別売りアクセサリを同梱しないようにとのことでした。

Macbook 引取日当日

年末年始休暇が始まった日の午前中を指定し、引取に来てもらいました。ヤマト運輸さんでした。

梱包はヤマトさんの方でやってもらえるので、自分は本当にケースを外した丸裸のMacbookを用意しておくだけでよく、本当に楽でした。精密機器の梱包には気を使うので、それをしなくていいだけでも嬉しいです。

買ったときの箱などを用意することもなく、そのままの姿で引き取られて行き、翌日の朝には「製品の修理を開始いたします」とのメールが来ていました。

その日の夕方、修理終了

修理を開始する旨のメールが来たのが午前9時半頃でしたが、なんと当日の16時過ぎには「発送のご案内」というメールが来ており、目を疑いました。

というのも、修理の依頼をした際には大体5日〜1週間程度だと思ってくださいと言われていたからです。

2日後、手元に戻ってきました

・12月23日午前 発送
・12月24日午前 修理開始
・12月24日午後 返送
・12月25日午前 返却完了

結局、こんな驚くようなスピードで手元に戻ってきました。こんなに早いなら、年末年始休暇を狙わなくてもどこかの土日で出来た気がします。

一緒に届いた修理報告書を確認すると...

ご申告頂いた症状を確認しましたので、
キーボードのリペアエクステンションプログラムに基づきまして、
トップケース(キーボード、バッテリー一体型)を交換いたしました。

とのこと。

キーボード全部が新品になっていて、かなり快適になっていました。更にバッテリー一体型ということは、バッテリーまで新品になって戻ってきたということなのでしょうかね。

この件でかなり不便はしていましたが、逆に得した気分...?

もし同じような現象にお困りの方がおられましたら、すぐに修理を申し込むことをおすすめします。

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