【コラボレーターの仕事術】社会から必要とされる会社づくりをサポート NPO法人fmGIGラジオパーソナリティ 布谷 真侑未
今回インタビューさせていただいたコラボレーターは、布谷広報事務所の代表で、NPO法人fmGIGラジオパーソナリティも務める布谷 真侑未さんです。ラジオを通じて、クライアントと二人三脚で世の中を明るくする仕掛けをたくさん作りだしています。
今回のインタビューでは、会社員を経て独立に至った経緯や、今後のビジョンについてお話を伺いました。
■起業のきっかけに始めたラジオ
ーー今に至る経緯やきっかけをお聞かせください。
布谷さん(以下、布谷):10年間、会社員として金融機関で働いていました。会社員のときから起業したい思いはあったのですが、何をすればいいか分からないし、安定した生活から抜け出すのが怖くて動けませんでした。
どうやったらきっかけを作れるだろうと考えて、思いついたのがラジオでした。人の話を聞くことが好きなので、経営者や、何か夢に向かって走っている人の話を聞くことで自分が起業するきっかけになるのではないかと思いました。
勤めていた会社は副業が厳しかったので、ラジオは副業というよりも趣味という位置付けからはじめ、2020年1月からフリーランスになりました。
PRという部分で広報を選んだのは、元々ラジオをやっておりメディアにも近かったことがひとつ。また、日本は謙遜の文化があり、すごいことをやっているのに「たいしたことはない」と言う人が多く、私が携わることで何か面白い形に進化して発信できないかなと思ったからです。
■枠にとらわれない自由な働き方
ーー独立してから働き方は変わりましたか。
布谷:1番変わったのは起きる時間帯です。劇的に遅くなって、今は会社員時代の通勤が始まる時間に起きています(笑)
また、社会の在り方として日本の労働が、1日8時間・週40時間という枠にとらわれなくてもいいんじゃないかなと思うようになりました。国の体制がもっと自由になればいいなと感じます。ひとつの会社で30年勤めることも素晴らしいけれど、他の会社も経験することで視野が広がるんじゃないかと思います。
仕事は基本日本国内ですが、すべて人づてに紹介してもらっていて、現在は日本にいる海外の方からも依頼をもらうようになってきました。
ーー紹介したくなる在り方と関わり方で大事にしていることはありますか。
布谷:着飾ってもしょうがないので、できることはできる、できない約束はなるべくしないなどお客さまに正直に伝えています。広報として100%メディアの露出は約束できないけれど、「企業としての価値を高められるように一緒にやっていきましょう」と言っていますね。もちろん、契約となった企業様のために全力で広報はしていきます。
■世の中で働く女性の勇気や希望に
ーーうまくいかない時、どう乗り越えてきましたか。
布谷:その状況を受け入れ、力がないところは反省し、次にどうするかを考えます。企画をして途中で止まるときはタイミングが悪かったと、色々考えるときもあります。ダメになった後にまた良いことがあって、空いた隙間に別のことが入ってくることもあるので、あのとき無理に推し進めなくてよかったと思うことが多々あります。
ーー今後のビジョンについて教えてください。
布谷:今は会社や個人に対して、私が広報をサポートしていますが、私自身が立ち上げた団体や会社など新しいものも並行して始めてみたいと思っています。女性がいきいきと働ける環境を創ることで日本全体が元気になり、日本から世界を元気にしていきたいと考えています。私が周りを巻き込みながら進むことで世の中で働く女性の勇気や希望になれば最高ですね。
▼ワクセルコラボレーター
布谷広報事務所代表/NPO法人fmGIGラジオパーソナリティ
布谷 真侑未
<プロフィール>
大手金融会社にて広報・人事を10年経験、2020年独立。
2018年からラジオ番組を開始、現在2番組を運営中。
2019年に各行政と連携実施した6,000人規模の大阪万博カウントダウンイベントで広報を担当。
<代表作・主な実績>
2018年fmGIGアカデミー賞新人賞
2019年fmGIG主演女優賞ノミネート
2020年クライアント様取材実績(ミント、せやねん、カンブリア宮殿、ten.、Nスタ、産経新聞、読売新聞、朝日新聞、日経新聞、デイリースポーツ、関西ラジオなど)
■SOCiAL BUSiNESS COMMUNiTY『ワクセル』
ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まるコミュニティを作り続けます。 さまざまな分野で活躍する著名人や経営者、クリエイターの方々とコラボレートすることにより、下記の取り組みやコンテンツ制作を行っていきます。
・YouTube等での番組配信
・オンライン講演会
・出版プロデュース
・プロジェクト創出
・対談、インタビュー記事制作
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