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【トークセッション企画】ラグビー×SDGsで若い世代に夢を与え、新しい可能性を!元ラグビー日本代表、現役プロラグビープレイヤー 長江有祐氏×ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』

ワクセル(主催:嶋村吉洋)は、さまざまな分野で活躍する著名人や経営者、クリエイターの方々とのコラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。
YouTube等での番組配信、オンライン講演会、出版、各種プロジェクト創出、対談・インタビュー記事等の制作を行っています。

今回は、2021年7月1日(木)より『若い世代に夢を諦めさせたくない!ウォリアーズでラグビーの新しい可能性を生み出す!』のクラウドファンディングをスタートした元ラグビー日本代表・現役プロラグビープレイヤーの長江有祐さんとワクセル総合プロデューサー 住谷でトークセッションを行いました。

長江氏とワクセルは「ラグビー×SDGs」という形でプロジェクトを共同で発足しました。
そこではスポーツイベントの計画、地域・企業・学校と連携した活動も準備しています。

単に「ラグビーが上手くなればいい」ではなく、このような活動から「人を育てる」という理念を追求しています。

長江氏が、日本ラグビー界の課題に向き合い、SDGsに関連した一連の活動から「人を育てる」という理念を追求することとなったきっかけや想い、そして今回ワクセルと共同でプロジェクトを立ち上げることになった経緯についてお話しさせていただきました。

長江有祐

ラグビー×SDGsで「人を育てる」

住谷)
今回、ワクセルとのプロジェクトで「ラグビー×SDGs」を立ち上げましたが、改めて今回、7月からクラウドファンディングを立ち上げようと思ったきっかけやそこに至るまでの経緯や想いを教えていただけますでしょうか。

長江氏)
もともとは私自身が春日井シティウォリアーズというチームを立ち上げ、身近な方々に私自身の夢を語っていたことがはじまりでした。

はじめは同じラグビー選手やチームの後輩・先輩といったような身近な人たちです。
ただ、それでは世の中の多くの人々に知ってもらえるわけではない、一人でも多くの人々、地域、企業、学校に知ってもらいたい、というのがさまざまな活動を行うきっかけでした。

今回のクラウドファンディングを通しても、私自身、ウォリアーズの人を育てる理念、SDGsに関連する活動やこういうのをやっていきたいという想いを一人でも多くの人に知ってもらいたいという想いがあります。
活動を行うのに資金は必要なのですがお金を集めるということよりも、何よりも一人でも多くの方々にウォリアーズの存在や活動を知ってもらいたいというのが一番強いです。
クラウドファンディィングを通じて、地域やその企業に向けて貢献できたらなと思います。

住谷)
春日井シティウォリアーズを立ち上げたきっかけは何でしょうか。

長江氏)
ウォリアーズを立ち上げたきっかけとしては日本ラグビー界への課題意識からです。

昨今のラグビーワールドカップで世間からは注目はされましたが、まだまだ課題は多く、「選手の引退後のセカンドキャリア」「若い世代が成長する為の環境」「夢を追い続ける場所」「遅咲きの選手が夢を叶える場所」などが挙げられます。
しかし、ウォリアーズという組織ならその課題を解決できると思っています。

住谷)
なるほど。ただそういうことを思う人はたくさんいるけれどそれを実践するのは並大抵のことではないと思います。その実行力は凄いと思いますが何を意識されていたんでしょうか。

長江氏)
たしかに私が現役選手のときから周りに「よくそんなに動くね」と言われることが多かったです。
ただ、私からしてみれば、一つや二つ程度の仕事が増えるくらいです。

誰かがやらないと何も変わらない、誰かがまずやってみることが大切です。

日本ラグビー界に対して、自分が新しく活動を興すことで、新しい選択肢が生まれます。
そうした活動、取り組みによって巡り巡って日本ラグビー界にも恩返しができると思っています。

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夢を語れることが当たり前の時代に

住谷)
私も長江氏にお会いさせていただいてワクワクさせていただきました。
ワクセルとしても夢をもった人々をコラボレートを通して支援していこうというのがモットーとしてあります。

そこで、ワクセルとしても一緒に何かできないか、マッチングして新しいことを興せないかを考えました。やはり新しいものを生み出す時に誰かの協力が必要かと思います。
長江氏が新しいものを生み出す時に大切にされてきたことは何でしょうか。

長江氏)
私は周りや人との出会いに恵まれていると思っています。

一方で、「ドリームキラー」という存在に遭ってきました。
例えば「それは難しいよ」とか「できないよ」とか。
いろんな面で周りからは心配されるけど、全員が全員に夢を語って良いとなることは少ないです。
ただ、私は前向きにこういうことやりたいときに賛同してくれる存在が大切だと思います。

夢を語ることが恥ずかしい世の中であってはならない。
日本社会において何か新しいことを行うのにどちらかというと保守的な傾向が強く、自分にはできないと思い込んでいる人も多いです。

僕みたいに行動する選手がいたら自分にもできるかもしれない、というきっかけを与えられたらいいなと思っています。
行動することに価値があると思うのです。

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まずできるところからSDGsを

住谷)
少し話が変わりますが、ラグビーを盛り上げていきたいというのもそうなんですが、ラグビーのみならず、「ラグビー×SDGs」というのは新しい切り口だなと思います。
ワクセルとしてもお祭りプロジェクトなどの伝統行事のプロジェクトから、esportsプロジェクトなど次世代向けの取り組みまで、さまざまな企画や社会課題の解決に向けて取り組んでいます。

そもそも今回、なぜ長江氏はSDGsというところに切り込んでいこうと思ったのでしょうか。

長江氏)
最初はSDGsについて全くわからなかったですが、人は知ったら興味をもちます。
SDGsに注目したきっかけとしては私の高校時代のラグビー部のコーチの一言でした。

彼はクリーニング屋を経営しているのですが、彼曰く、クリーニングで使った洗剤は海に流している。衣服はキレイにしているけど油で海を汚していると。
そのなかで、海を守る洗剤という存在を教えてもらいました。

私は専門家ではないので、いわゆる生分解性というような細かいことは分からないですが、彼が「こういう商品をスポーツ選手が広めていったらいいよね」とポロッと言ったのです。
たしかに、スポーツ選手のような影響力がある人がこういう商品を広めることによっていろんな人が知るきっかけになるかもしれないと思ったのです。

例えば、イベントを開催し、その場で海を守る洗剤を知ってもらい、使ってもらう。
それを知ったきっかけはラグビーのイベントで知ってもらったとなると、そもそものラグビーやスポーツの価値向上とSDGsへの貢献にもなります。

何をしたら良いかわからないけど、難しいことを行うわけではないのです。ラグビーはラグビーなりの、ウォリアーズはウォリアーズなりのSDGsでいいんじゃないかと。
つまり自分たちなりにできることをやっていくことが持続可能な社会にしていくことが大切ですし、何もやらないよりもそれが貢献につながると思うのです。
小さい発信かもしれないけど未来につながるかもしれないと思って行っています。

住谷)
ワクセルとしてSDGsに関係するプロジェクトを数多くやっています。
例えば、地域復興としてYouTubeチャンネルの「EARTHDAY CHANNEL」としての取り組みなど、いろんな観点でSDGsへの貢献に力を入れています。

実際に、ワクセルはワクセルでしかできないこともあり、ウォリアーズさんにはウォリアーズさんにしかできない取り組みがあると思いますし、そういった取り組みを一緒にできたら良いと思っています。

世の中でも何かやっていきたいと思っている人は多いと思います。
それも一人ではなかなか難しいかもしれないけれど、人と人とコラボレートし合って、人々と力を合わせていくことが大切だと思います。
それが結果的に企業組織をつくっていく上でも大切となってきますし、ワクセルとしてもそういった人と人とのコラボレートの架け橋になっていきたいと思っています。

長江氏が人と人とのコラボレート、人とのつながりで大切にされていることなんでしょうか。

長江氏)
私も一人だけではできないと思っています。

日本の企業は自分たちだけでやろうとしがちですが、実はパートナーシップを組むことによってあらゆる目標も達成できると思いますし、それが一番やりやすいと思っています。

そして、業界の垣根を超えていろんな活動に入り込んでやることで可能性が広がっていきます。

日本ラグビー界は「企業スポーツ」と言われるように部活動の延長線のような位置づけでした。
何かを行うときも企業の承諾がないと何もできない。

ただ、私は企業という枠ではなく、ウォリアーズという組織として世の中のために何でもやれればと考えています。

愛知県のみならず全国でラグビーの素晴らしさを知ってもらう。
今後もそういう活動をやっていきたいです。

一人ではなかなか行動に移すのも難しいですが、人と人とのつながりは大事だと思っています。

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「ラグビー×SDGs」で持続可能な社会に

住谷)
結局は人とのつながりで大きなことを成し遂げていくのだと思いますね。
改めて、一人ではできないこともより多くの人々とのコラボレートが大切だとわかりました。
最後に、これからの活動を通じて目指していくことや今後のビジョンを教えていただけますでしょうか。

長江氏)
いろいろとやりたいことはいっぱいあります。
それも活動していくうちにいろんな可能性が増えてきたからです。

具体的な活動としては、ラグビー選手の引退後のセカンドキャリアを創っていくことです。
そこをまず増やすことによって、元選手たちの活動の幅が広がります。
いろんな人を巻き込んで、地域の高校、大学、部活に対して私たちの活動やその価値を伝えていきたいです。

活動と一緒にラグビーの技術を継承し、それによって若い選手たちのレベルが上がって、トップリーガーになっていく選手が増えるのが何よりも嬉しいです。
それとともに夢を追いかけていく選手を増やし、強くする。そういうチームを創りたいです。

ただラグビーが強いだけではなく、地域やSDGsに世の中に価値あるチームにしていきたい。
そうすれば引退後もその地域で全く違った価値で活躍できる土台ができると私は思っています。


▼クラウドファンティング CAMP FIRE
若い世代に夢を諦めさせたくない!ウォリアーズでラグビーの新しい可能性を生み出す!
https://camp-fire.jp/projects/view/419871?list=projects_popular_page3

▼ワクセル コラボレーター 長江 有祐氏
https://waccel.com/collaborator/nagaeyusuke/

<プロフィール>
元ラグビー日本代表/現役プロラグビープレイヤー/株式会社SBS代表/一般社団法人スクラム代表理事/春日井シティウォリアーズ代表

京都産業大学 経済学部卒業。
卒業後はトップリーグに所属する東京のチームで、社員選手として会社の仕事をしながらプレー。3年目からプロに転向。

2012年に日本代表初選出。2015年までの4年間、日本代表として活動。

日本代表としての活動を終え、自分がやりたかった事のために株式会社SBSを設立。スポーツ選手のセカンドキャリアと若い世代の夢を繋ぐ活動を開始。

現役13年目となった現在も選手としての生活を送りながら、春日井シティウォリアーズというチームと一般社団法人スクラムを設立。地域・企業・大学・チームでスクラムを組み「若い世代が夢を追いかける場所」「スポーツ選手のセカンドキャリアの受け皿」を整備し運営している。

■代表作・主な実績
2007年    U21・23日本代表
2010〜2011年 日本A代表
2012~2015年 日本代表(18キャップ)


▼ワクセルとは?
ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まるコミュニティを作り続けます。

さまざまな分野で活躍する著名人や経営者、クリエイターの方々とコラボレートすることにより、下記の取り組みやコンテンツ制作を行っていきます。

・YouTube等での番組配信
・オンライン講演会
・出版プロデュース
・プロジェクト創出
・対談、インタビュー記事制作

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https://www.waccel.com/

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