見出し画像

車いすアイドル・猪狩ともかさんが伝えるノーマライゼーションの必要性【ワクセルトークセッション企画】

ワクセル主催のトークセッションイベントのレポートです。ワクセル(主催:嶋村吉洋)は、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。

ワクセルは2022年3月8日にトークセッションイベントを開催しました。ゲストには地下アイドルグループ『仮面女子』のメンバーである猪狩ともか(いがりともか)さんをお招きしました。

猪狩さんは2014年にオーディションを受け、地下アイドルグループ『仮面女子』としての活動をスタートします。アイドルを目指すきっかけは、就職活動に行き詰まったときに、幼い頃憧れであった『モーニング娘。』のようなアイドルになりたい、という心の底にあった思いと向き合ったことでした。

長い下積み期間を経て、ついに正規メンバーに選抜された矢先に、不慮の事故に見舞われ、脊髄損傷による両下肢麻痺のけがを負います。車いすでの生活を余儀なくされましたが、『仮面女子』を辞めるという選択肢はありませんでした。
どうしたら活動を継続できるかを考え、周りのスタッフやメンバー、ファンの方からの期待に応えたいという思いで芸能活動を再開します。

車いすアイドルとしての活躍を聞いたビクトリア大学の長野放(ながのはなつ)教授から声をかけられ、『ともか・リジェネレーション・プロジェクト(TRP)』を始動。失われた運動機能を回復し、再び自分の脚で立ち上がることを目標にしたこのプロジェクトで、リハビリにも励んでいます。

猪狩さんは2020年に卒業を宣言をしますが、卒業ライブがコロナの影響で延期になったこと、自身が作詞した楽曲『ファンファーレ☆』が1stアルバムに収録されたことが重なり、卒業宣言を撤回。現在はYouTubeでの配信や作詞家としても活躍しています。

今後はSNS等での発信を通じて「車いすをより身近に感じ、日常の中に車いすがある社会の実現に貢献していきたい」という話で締めくくられました。

トークセッションの内容は、ワクセル公式ホームページにも掲載しておりますので、併せてご覧ください。


■猪狩ともかさんプロフィール

<経歴>
・1991年12月9日生まれ、埼玉県出身。
・2014年 地下アイドルグループ『仮面女子』の見習い生として芸能活動開始。
・2017年2月 『スチームガールズ』として加入。
・2018年4月11日 強風で倒れた案内板の下敷きになったことが原因で脊髄損傷のけがを負う。
・2018年8月26日 車いすに乗ってライブステージへ復帰。
・2020年2月17日 同年9月17日に開催するワンマンライブでグループを卒業しソロ活動をすることを発表する。しかし、新型コロナウイルスの影響によりライブが延期となったこと、発表された初アルバムに自身が作曲した『ファンファーレ☆』が収録されることと重なって、卒業を撤回。現在はYouTubeでの配信や作詞家としても活躍。

<著書>
『100%の前向き思考――生きていたら何だってできる! 一歩ずつ前に進むための55の言葉』(東洋経済新報社 2020)

HP (アリスプロジェクト)

Amebaブログ (猪狩ともかオフィシャルブログ)

Instagram (猪狩さん)

Twitter (猪狩さん)

YouTubeチャンネル (いがともちゃんねる【猪狩ともか】)

■SOCiAL BUSiNESS COMMUNiTY『ワクセル』
ワクセルは、コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティです。健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まるコミュニティを作り続けます。
さまざまな分野で活躍する著名人や経営者、クリエイターの方々とコラボレートすることにより、下記の取り組みやコンテンツ制作を行っていきます。

・YouTube等での番組配信
・オンライン講演会
・出版プロデュース
・プロジェクト創出
・対談、インタビュー記事制作

ワクセル公式HP(主催:嶋村吉洋)

ワクセル公式YouTubeチャンネル

ワクセル公式Twitter

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?