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2024年2回目のボードゲーム会は名作ワーカープレイスメント

先週に引き続き、今年2回目のボードゲーム会を開催しました。今回持参したゲームは以下の2つです。

  • アグリコラ(15周年記念BOX)

  • マイトロッコタウン(ゲームマーケット2023春に購入)

1.アグリコラ

「アグリコラ15周年記念BOX」は2023年の初めに発売され、少々高額でしたが先行予約しました。色々あって販売が思わしくなかったようで、投げ売りされているのをよく見かけるたびに歯を食いしばっていました。

装丁が全般的によろしくない(致命的)だけで、内容は定評のあるゲームですので第2回目のメインゲームに持ち込みました。
なおこちらの15周年記念BOXは、箱がものすごく大きい(奥行がある)わりに箱の蓋が非常に浅いため、運搬性が悪いです。そこでカード類はストレイジボックス、駒やタイルはダイソーの仕切り付き小物入れに移してボードゲーム会場に運ぶことにしました。

駒やタイルを一括収納できます。

アグリコラはワーカープレイスメントというゲームジャンル人気の火付役みたいなゲームです。ワーカープレイスメントを入れるとプレイヤー同士の相互作用が適度に上がるのが人気の秘密でしょう。常に行動したいことを複数案もち、状況に合わせた最善行動を選択することを求められます。

このゲームは、一見すると自分の農場を発展させるという箱庭的な内容ですが、ここにワーカープレイスメントを組み合わせることで、思い通りにならない状況で最善手を考える奥深いゲームになっています。
また数百種の職業カード、小進歩カードの中から1ゲームあたり各7枚しか使わないため、遊ぶたびに異なる最適な農場の育て方があるようになっています。たしかにアグリコラだけ遊んでいる方がいらっしゃることも納得です。

Youtubeでも解説動画が非常に多いため、インストする前に入念に準備できます。特にこちらのゲームデザイナーであるウヴェ・ローゼンベルグの説明書は、ホビージャパンが出しても、テンデイズゲームが出しても分かりにくいのです。どれも情報が整理されておらず、参照先が多い説明書のイメージが強いので、インスト動画が頼りです。

アグリコラを最初に遊んだプレイヤーは、食糧確保に苦戦し、何も対策を打たないと食事を得る場所にワーカーを派遣するという、食べるためだけに働くだけの状態となります。なんともリアルで切ない世界です。

また、他プレイヤーが出した職業カードや小さな進歩カードを把握しておかないと、自分が選択した行動によって気付かぬうちに自身がゲーム全体のキングメーカーになっているかもしれません。

2.マイトロッコタウン

昨年のゲームマーケット2023春に予約なしで購入してから、どの場所でも比較的好評なゲームとして重宝しています。桃太郎電鉄を3年遊ぶくらいのボリューム(育ち切らない状態でゲームが終了する)で、最初は「もう終わり?」という感覚が先行します。
ゲーム盤面のタイルによりますが、最終ターンの大量得点が心地よい上に強いと思います。スイカゲームでゲームオーバー寸前でスイカ同士を消す感覚に近いです。

1月はクラシックな名作(エルグランデ、アグリコラ)をメインに開催しました。次月は遊んだことのあるゲームと新作を持ち込もうかなと考えております。

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