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夕食を作りながら書くよ(notオムライス)

初書きですが夕食を作りながらお送りします(某3分料理番組のBGM)

さーて今日は何を作ろうかと思って冷蔵庫を開けると
肉系は無し

…あ、賞味期限が18年の焼豚がある。これはダメ、ゼッタイ。


野菜…ブロッコリー、カビかけのカボチャ、大根、にんにく、生姜、スナックエンドウ
…と、横に猫。ご飯を入れて欲しいらしい。あ、ニャーンだって。

駄目だ、何もイメージが湧かない。

しょうがないからいつもの味噌汁にしようか。玉ねぎは食品庫にたくさんある。油揚げは冷凍庫に大体あるし、昼間作ったほうれん草のおひたしを大量に残されたので、それも入れようか。玉ねぎを薄めに切って火を通りやすくして時短を図る。顆粒だしも忘れずに。油揚げは凍ったままだけど片手鍋にぶち込む。うんうん、いつものやつ。

玉ねぎと油揚げを煮ている間になにか深いことを考えたけど忘れた。

米は炊飯器にセットした。でもメインディッシュが無い。
目の前に玉露園の昆布茶がある。湯豆腐にも使える…湯豆腐?湯豆腐か!豆腐あるよ?いやでも湯豆腐するにしては豆腐が足りない。却下。

なんて言ってるうちに玉ねぎと油揚げに火が通ったので火を止めて味噌を溶かしておひたしも入れちゃう。今日はちょっと濃いめかもしれない。

猫が餌皿の前で座ってじっとこっちを見ている。ごめんなさい忘れてました。カリカリの入った容器に手を伸ばすと目をキラキラさせてすり寄ってくる。う〜ん、かわいい

米が炊けた。けど、未だにメインディッシュが無い。
妹がiPadのSiriに無茶苦茶な計算問題を出して答えさせているのに冷ややかな目線を浴びせながら、再び冷蔵庫を漁る。

冷凍庫に、夏に大量に下処理したゴーヤがある。豆腐と卵と肉でゴーヤチャンプルとかどうかな(季節がアレだけど)。その気になれば外へ出て畑の(田舎がバレる)人参とかも引っこ抜いて入れるとか。…あ、肉が無いんだった。

じゃがいもと玉ねぎとウインナーでジャーマンポテトとかは?…あ、ちょっとお高いレモンパセリのウインナーしか無い。これは単体で食べた方が美味いやつ。…そうか、ここで焼豚を…いやダメだって消費期限2年過ぎてる。

あーーーー!メインディッシュどうするんだよ!!!!!!

もうしょうがないから田舎の朝ごはんみたいにしようかと思う。ていうかそれしか無い。
外からネギ抜いてきて豆腐に乗せて冷奴とか
納豆と卵を混ぜて、海苔を散らすとか
ブロッコリー茹でて、マヨネーズかけたら美味いよね…あ、ブロッコリーがちょっとカビてる。却下。

懐中電灯片手に外へ出て畑に向かう。
ネギ育てたことある人はわかるかもしれないけど、ネギは植えると稲みたいに新しい茎が出て本数が増える。(分蘖《ぶんけつ、ぶんげつ》という)だから一本だけ欲しいのに一本だけ抜くのが難しい。その束が一気に取れる。それに土を掘って根っこまで手を届かせないと抜けない。無理矢理引っ張ると途中で千切れる。手を土だらけにしつつ、なんか小ぶりなネギが5本ぐらい取れたので冷奴に乗せるだけじゃなくて味噌汁にも入れちゃおうか。

待てよ、生姜をちょっとすって冷奴乗せたら最強じゃないか?生姜の凸をすこし切り落として包丁で皮を削り落してすりおろし、豆腐にちょんと乗っける。
納豆を別容器に入れます〜。
フタを切り離すときミスってパック(納豆が乗ってる方)をビリビリにしてしまう。いつもなら萎えるけど今は気にしない。卵をひとつ割り入れ、韓国海苔のふりかけをごそっと入れ、混ぜる。ふりかけにゴマも入ってるし、もうこれは美味しいのは確定だね。

完成。食卓に並べると改めて地味だなこの夕飯…ボリュームと漬物が無い版おばあちゃん家のご飯かな?

猫はもうとっくにごはんを食べ終わって眠そうに瞬きをしてるけど、私たちは今からごはんです(猫がゆっくり瞬きするのって笑顔なんだってさ)

ということで

手を合わせて、いただきます。

(最初からしょうもない記事ですみませんでした)

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