美羽に贈る拳銃2023/05/30

インターネットやめた

最近のつぶやきは全て"焼き直し(ﾌｧﾝｻｰﾋﾞｽ)"でしかないな～と思っていたところで、嫁から「ツイートきしょすぎ」と言われたので思い切ってツイッターをやめた。
ついでにSNSに接する量を大きく減らした。
流石にTwitterを10年以上やっているとSNSのどこを見ても「このインターネットは何周目だ？」という既視感のある話題しかない。ちゃんと新しい分野や作品に手を出せば新しい知識は手に入るのだが、それを取り巻く人間模様や社会構造はいつも同じで、知識は広がれど世界は変わらないという事実にうんざりしている。
そして一番しんどいと感じるのは、インターネットで夢を語る人間が少なくなったことだ。
観測範囲の加齢によるライフステージの変化や、疫病やら不況による未来への閉塞感、「何者か」に囚われた凡人の吐き出す冷笑とか揚げ足取りなど、インターネットが現実の鬱屈を吐き出すゴミ箱になっていく様を見るのはかなりしんどい。
（親ガチャとか各種病名とかを唱えて自身に弱者のレッテルを貼り、他人の人生を妬んだところで他人の人生は他人のものだし、お前の人生は続いていくんやぞ！（説教））
まあ……もちろんたまには当たりに出会うこともあるが、期待値が低すぎてガチャを回す気にもならなくなってきた。
それでも割り切って期待値の薄まったインターネットを泳ぎ続けるか、自分で波を生み出すかできればいいのだが、そんなことを考える自分自身に対しても「これ何回目だ？」という疑問を感じるようになってきたのでやはり潮時なのだろう。

しかし完全にインターネットや自分を見限ったわけでなく、単に俺のインプットの質と量が落ち、ベクトルが偏ってきたことにも原因があると思うのでしばらくはインプット期間としたい。
たぶんナマの人間が嫌になっただけなので、フィクションを求めればいい気がする。大昔のセールで買いまくったきらら作品でも読んで厄落としでもしようかな……。