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猫の街、イスタンブール


エジプトを後にし、次の目的地トルコへ。

何故トルコに行くかって?
私はいつもGoogle Mapを適当に眺めながら行き先を決めている。

「エジプトの上にトルコがあったから。」

そう、本当に私は今回その理由でトルコに来た。
旅をするのにかっこいい理由なんて何もいらない。

1ヶ月ぶりに雲を見た


アテネ乗り継ぎでイスタンブールへ向かう。

さすがに1ヶ月もエジプトにいたのは精神的にも
肉体的にも相当疲れたんだと思う。

やっとその国から出発する安堵からか
飛行機に乗った瞬間から到着した瞬間までの
記憶が一切ない。気絶したように寝ていた。

はい、トルコ


すんなりと入国。
つくづく日本のパスポートのありがたさを実感する。

適当にバスを探す

''たぶん''市内の方へ向かうバスを
見つけて適当に乗り込む。


ここで私がよく''病気''と呼んでいる
行動をこの国でも早速してしまった。

私はフリーWi-Fiを拾ったりその辺の人にテザリングさせてもらったりしながら(図々しい)
基本的にSIM無しで旅をしている。

新しい国に到着、
つまり右も左も分からない状態だが、下調べをしないと言っても流石に泊まるホステルの場所や行き方程度は把握しておくのが一般的だと思うが私は違う。。

極度のめんどくさがり屋と言うか、
なんとかなる精神で生きてると言うか、
まあ今回はシンプルに忘れていたww

とりあえず市内(実は全然市内から離れていた)に到着して、よしホステルに向かおう!となる瞬間にやっと行き方がわからない、自分が今どこにいるかすらわからない事に気づいた。

そう、これが私がよく発症する''病気''
ちなみにもう何回も発症してる、この女懲りない

後から知ったがトルコでは専用のICカードがないと電車やバスに乗れない、どっちにしろ詰んでた

とりあえずいつものようにその辺にいる人に適当に声を掛けていく、しかし英語が通じない。

ここで早速トルコ人の親切を感じた。
誰か英語を話せる人を探して来てくれるみたい、けどなかなかいない。そうしてるうちに人だかりが出来ていく。(エジプトでのデジャブww)

するとデリバリー中のバイクがやって来た。
英語が通じたので事情を説明するとホテルまでバイクで連れて行ってくれるそう。

すげえ!めっちゃトルコだ!

無事にホステルまで到着。

無職の分際で仕事中の人のお世話になってしまった。

私の旅はこうやって各地で人の世話になりながら成り立っているところがある。実に私らしいと言うか、
感謝しかない。

さっそく街へ繰り出していく

第一印象

本当に急な坂が多い。坂と言うか、軽い傾斜。
バリアフリー殺しな街、イスタンブール。

キャリーケースを持って移動するのもしんどそう。

こんな所で縦列駐車出来ないヨ😫

今だにトルコはアジアなのかヨーロッパなのかよく分かっていないw

しかし建物は割とヨーロッパ風な物が多い気がする。

にしても急な坂が多すぎる。。。


イスタンブールの街は大きく分けて
ヨーロッパ側とアジア側に分かれている

まずは多くの観光的見所があるヨーロッパ側の
旧市街へ向かっていく。

旧市街にはイスタンブールの街のシンボル的存在にもなっているガラタ橋を渡っていく。

奥に見えるのが新市街とガラタ塔。

名物?釣りをする人たち


ここにはいつ来ても大勢の人たちが釣りをしている。
私はこの釣りをしている人達を込みで見るここからの景色が大好き。

あ〜イスタンブールに来たな、と改めて実感する

私は今、イスタンブールにいる


面白いのがみんなバケツいっぱいに釣れてるところw
たまに生きが良いのが飛び出してきたりする。

街中にはトラム

イスタンブールはトラムとメトロの交通機関がかなり充実しているので移動はかなり楽。どこでも行ける

本場のケバブだ


トルコと言えばケバブ。
ぶっちゃけ日本でケバブを食べた事がないのでどっちの方が美味しいのかはわからないが、

まあ本場のケバブの方が美味しいだろう。
って事にしておく。

どこでも買えるし1つでお腹いっぱいになるので
かなりコスパが良い。

私は今回イスタンブールに来る上で
楽しみにしていた事がある、

そう、鯖サンド。

ずっとエジプトで味気ない豆中心の食事をしていたのでシーフードに飢えていた。

街中を歩いてるとふと懐かしいあの香りがした。
これは絶対に焼きサバの匂いだ。

日本人ならもう遺伝子レベルで組み込まれているだろうあの香り。

ここは日本から遠く離れた地。
にも関わらず一瞬で今私の気持ちは日本にいる。

なんか泣きそうになった


私の嗅覚だけで鯖サンドの店を見つけ出した。

玉ねぎのアクセントが良い

すげー美味かった。(語彙力)
まあ、けどぶっちゃけ言うと

パンじゃなくて白米が欲しいです!!!!

もうそれじゃ鯖サンドじゃなくてただの焼きサバ定食になるよ。。日本帰ってから食べようね。

お腹も心も満たされたのでまた適当に歩いていく

チルな場所


私はもうこの街が好き。
自分の直感がそう言う。

海がある街、もうそれだけで私には
好きになるには十分すぎる理由。

これも旅を初めて知った自分自身の事。

''自分探し''とまでは言わないがこうやって旅を通じて
自分の知らない自分の事を知る事ができると思う

あ、私結構〇〇する能力あるじゃん!
へー私こう言う事が好きなんだ、みたいな感じでさ


まあ、こんな感じでイスタンブールでエジプトでの
疲れを回復しながら

次の目的地、カッパドキアへ行きます。


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