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専業主婦から仕事復帰する際に立ちはだかった壁


1.家事が苦手で大嫌いな私が、専業主婦を選んだ理由


私は家事が苦手です。

洗濯も料理も掃除も、
苦手だし嫌い。
特に片付けは大の苦手で、
気が付くと物が溢れかえってしまう生活でした。

独身時代は
めいいっぱい働いて
めいいっぱい遊ぶ毎日で、
家にいるときは基本寝るかだらけるか。

そんな性格を夫は理解してくれていて、
「家事を全て任せたいなら君と結婚しようとは思わなかったよ」
と、結婚してからも家事はそれぞれが出来る時に、
といったスタンスでした。

だから家事を全て担って
家にずっといる生活なんて想像すらしていなかった。

でも、【出産】という
一大イベントによってガラリと変わりました

出産に伴いそれまで働いていた会社を退職し
専業主婦になったので、自動的に家事は全て
私が担うことに。

では、なぜ「専業主婦」という選択をしたのか?

今思えば、一人目の子を妊娠した時に
ほぼ迷いなく会社を辞める選択をしていました。

それは、まず第一に
産まれてしばらくは子どもと一緒に過ごしたいと思ったこと
子どもが大好きな私にとって、少しでも長く子供と一緒にいたい、
仕事は子どもが2~3歳になってから探せばいいと思っていました。

もう一つの理由は、
不器用なのに完璧主義、という自分の特性を知っていたからです。
不器用で家事が苦手でパパッと出来るタイプではない上に、
育児も含め完璧を求めてしまう事で、
自分で自分を苦しめてしまう未来が見えていました。

さらには、当時の仕事がアパレル関係であったこともあり、
イベント・フェアなどで土日の出勤も想定されることも
要因の一つでした。

でもこんな理由から一旦は仕事から離れたことに
後悔は全くしていません
毎日を子どもと過ごせたこと、
笑ったり怒ったり喜んだり悲しんだり、
色んな感情と共に一緒に成長できた時間は、
私にとっての財産です。

2.仕事復帰する際の誤算


ただ、誤算が2つありました。

1つは、子どもがちょうど1歳半になった頃、
夫の仕事の都合で東京から静岡に引っ越したこと
引っ越したあとに仕事探しを始めましたが、
思い描いていた仕事(今までの経験が活かせる時短パート)
は全く見つかりませんでした。

それでも何とか「ここなら」と思える仕事に出会えて
働き始めた時に、もう1つの誤算が起きました。
仕事から長く離れていたことで、
いわゆる「仕事ができない」能力の低い人間になっていたんです。

そんな自分を認めたくなくて、
何とか少しでも会社に貢献したい一心で、
時短パートを選んだにも関わらず、
自分から進んで深夜残業をしてしまっていました。
※コロナが始まるずっと前からリモートワークを取り入れている、
地方都市では珍しい会社だったので、昼夜かまわず仕事が出来る環境でした。

ちなみにこの頃の話はこちらの記事で詳しく書いています。


3.家事分担について思うこと


さらに付け加えるならば、
仕事復帰する際に「家事分担」について
夫と全く話し合っていなかった
事も自分を苦しめた大きな要因です。
夫も私も
「時短パートだから」
「フル正社員じゃないから」
やれるだろう
という考えがあったんだと思います。

でも今思えば、
仕事を辞めて専業主婦になった時は
なんの話し合いもなく自然と
私が全ての家事を担うようになったのに、
専業主婦からまた働き始める時は話し合いが必要、
って不思議だな、と思ったりもします。
お互いに「家のことは女性」という固定概念
根底にあったからでしょうか。

一度専業主婦になると、
仕事復帰するのも
家事分担も
それなりのハードルが発生するということですね。

これは早く知っておければ良かったな、
と思う事の一つですですので、
これから専業主婦になる人や、
専業主婦からまた働き始めよう、
という方の事前知識や心構えになれば、嬉しいです。

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