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【外資系で働いてみて】コネ昇給も大いにあり!?成果主義の現実

外資系は日本企業とは違って徹底した成果主義。
そういうイメージを持っている方は多いかと思います。
私もそうでした。自分の力を試したく、外資系に転職したクチです。

評価されたもののコネ感が否めない

自慢ではありませんが、そこそこ評価はされていたと思います。
飛び級で昇格したり(これは全然良いことなかった)もしましたが、どんなに評価されても、いまいち納得感がなかったのです。
それはなぜか。

後になって思うのは、裏付けとなるものが自分自身にも見えなかったからのように思います。
営業や、ファンドマネージャーであれば、確固たる数字があり、他社との比較も容易ですので、そういう問題はありません。なので、日系の金融機関でもそういった部署においては比較的成果主義が導入されています。
ただし、そうでない部署において成果主義を導入するとなると、評価の根拠は上司の裁量になります。自分だけが突出して高いパフォーマンスを上げているというのなら別ですが、普通にチームで働いている中でなぜ自分だけが評価されるのか。理由が自分でも明確にわからないので、「ただ単に上司に気に入られているだけだからでは?」と思ってきたりもするのです。

成果主義も万能ではない

成果主義のベースになるのは、間違いなく、適切な評価体系です。
成果主義で難しいのは、評価通りに報いることではなく、正しく評価を行うことです。
しかし、そしてこれはどうやったって100%完璧に評価するなんて無理なんだと思います。人間が人間を評価する以上、相性もあります。それが結果が数値で現れない業種であればなおさらです。

いい方にも悪い方にも納得できない評価はどこかで絶対に発生します。
成果主義を徹底すると、その納得できない評価が直に昇給に反映されてしまうことになりますが、もうこれは仕方のないことです。
成果主義も万能ではないのです。

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