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日常

天気は曇り、さえない朝だ。いつものカフェに入り、いつもの飲み物を飲み、いつもの席につき、いつもの仕事をする。「目が覚めてこないなー」そんな事を思いながらでは集中できないのは当たり前だ。
隣のテーブルに黒い服、赤いパンプスの女性が座った、ほんの少しの殺気をまとった彼女に影響され、耳にデトロイトテクノを流し込む、さっきまでの眠気が嘘のように状況把握ができる。アレ今日も良い一日になるんじゃないか?そして、そんな思いを語れる誰かといつか会える、そんな空想がまた動きだすエネルギーをくれる。

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