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nestメンバーが実名顔出しで証言!社員がコミュニティに参加するメリットは実は企業にとっても大きい!

「コミュニティ」と聞いて皆さんはどんな印象を受けますか?

「仲間がたくさんいて楽しそう!」と感じる方もいれば、「なんだか参加ハードルが高そう」、「うまく馴染めるか不安」と感じる方もいらっしゃるかと思います。また、「勉強会」や「研修」あるいは「トレーニング」と言うと上司も快く業務として送り出してくれるけれど、「コミュニティに参加します」というとあまり良い顔をされなかった、あるいは承認されなかったという経験をされた方もいらっしゃるかも知れません。どうやら世の中には勉強会は真面目でコミュニティはどっちかというと遊びのようなイメージがあるようです。

実際にコミュニティに参加することは業務にメリットがあるのでしょうか?またコミュニティ参加を上司や同僚に気持ちよく受け止めてもらうためにどのような工夫ができるのでしょうか?今回は nestの現役メンバーである株式会社成田デンタルの吉原さん、ヤンマー建機株式会社の田中さん、花キューピット株式会社の星野さんの3名に生の声を伺いました。

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ヤンマー建機田中さん(左上)、花キューピット星野さん(右上)、成田デンタル吉原さん(下)

この記事では社員がコミュニティに参加することは実は会社側にもメリットがある!という彼らの主張をお届けしたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。

大袈裟かも知れないですがnestのおかげで人生がガラッと変わった感じはあります

Q: みなさんはいつからnestに参加されていますか?またどのようなきっかけで参加されましたか?

吉原:私はnest発足当時からですね。その前にInfothonU34というワークショップに参加したのですが、その活動が楽しくて、そこで同じチームだった人と一緒にnestに入会しました。

田中:2018年の秋に九州支部が発足されるタイミングで誘われたのですが、nestメンバーの温かさと熱量に押されて気づけばぜひ入りたいなと思っていました。

星野:私が一番古株でnestの前身であるユーザー会の頃からのメンバーです。もともとはDr.Sumのユーザーでした。ユーザー会も良いところはたくさんあったのですが、nestになってからはユーザー同士で盛り上げていくというところに楽しさを感じています。

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星野さん

Q: nestに入ってよかったことを教えてください。またnestで学んだことは実際の業務に役立っていますか?

田中:自分の場合はなんといっても仲間ができたことだと思います。仲間ができたことによって職場でも提案の幅が広がり、かつ自信を持ってできるようになりました。複雑なことをやる場合でも問題に直面したらnestのメンバーに質問すれば誰かが答えてくれる、という安心感がありますし、色々とチャレンジしてみようというモチベーションにもなっています。nestの活動がデータ活用の精度を上げてくれているので、私個人の業務において、そして会社にとっても役に立っていると思います。

星野:私にとってのnestはみんなとワイワイ遊びながら知識を得られる温かい場です。コミュニティの魅力はいろんな人の価値観に触れることができることだと思います。例えば、僕はもともとボードのデザインに無頓着だったのですが、nestメンバーの六信さんがデザインを重要視している姿勢を見て、デザインの大切さを学ぶことができましたし、nestのおかげでMotionBoard Viewという機能を知ることができました。業務に役立つどころか、nestがなかったら私は今もMotionBoardが使えていない可能性が高いです。(笑)

吉原:MotionBoardの機能やボードの作り方の知識が増えて会社のボードがどんどんグレードアップしていった、というのももちろんありますが、僕はnestに入会してアウトプットの重要さと楽しさを知りました。社内では総務部-内勤なので目立つという立ち位置ではないのですが、コミュニティに参加するようになってから自分の考えや思いを発信するようになり、他の人に対しても「どんどん発信して行こうよ」、と人の背中を押す側に回ることができました。nest以外の場面でも登壇することが最近は増えてきましたし、データのじかんのタイムくんにてマンガにもしてもらいました。(笑)大袈裟かも知れないですが、業務レベルどころではなくてnestのおかげで人生がガラッと変わった感じはあります。
https://data.wingarc.com/taimu-kun-106-33667

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吉原さん

社内のデジタル化がすすむきっかけがnestでしたし、私がデータ活用人材になれたのもnestのおかげ

Q: nestに参加したことでチームや組織にどんな変化が起こりましたか?

吉原:社員がコミュニティに参加する、ということに対して会社が寛容になってきました。最初は勉強会なら参加しても良いけど、コミュニティは、という感じだったのですが、自分がnestから持ち帰ったものを会社にフィードバックすることで社外からの情報を吉原は活かしてくれているという印象を持ってもらえるようになってきました。社長がupdataNOW21やWAM DAYに登壇、という話もnestきっかけですし、コミュニティが単なる遊びの延長ではなく、会社の認知活動にも役に立っていることをみんなに理解してもらえてきたように感じています。

田中:私がnestに入っていなかったらDr.SumもMotionBoardも知らず、部門として導入していなかったかもしれません。そうなると今私がいる部門でデータを使う、という作業も加速しなかったと思いますし、オフィス内には紙の書類やエクセルで計算している人たちがいっぱいいたかも知れません。私が社内のデジタル化を同僚と進めるきっかけとなったのがnestでした。私がデータ活用推進できる人材になれたのもnestのおかげなので私個人にとっても会社にとってもそのメリットは計り知れないです。

星野:花キューピットは5月の母の日が一番忙しいので、母の日の2週間くらい前からこういうデータが見たいという問い合わせが増えてくるのですが、MotionBoardを使うことでデータや数字がすぐに引き出せるようになりました。母の日の運用は今ではMotionBoardなしでは考えられないくらいです。もしnestがなかったら職場の状況はかなり変わっていたと思いますし、想像したくないくらい大変だったと思います。MotionBoardの運用がうまくいったおかげでたくさんの人に頼ってもらえるようになりました。そういう意味では社内での私の価値を上げてくれたのがnestでした。そもそもnestに入会する前はMotionBoardを全然使えていなかったのでnestなくして今の私の立ち位置は絶対なかったです。

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田中さん

Q: コミュニティイベントに参加すると言うと会社の賛同が得られにくい場合があるとお聞きしましたが、実際のところどうなのでしょうか?また賛同を得られやすくするためにできることがあれば教えてください。

田中:私の場合は製造業ということもあって特に周囲からの理解が得られにくいことが多いように感じています。なので、伝える相手によってわかりやすい表現に少しずつ言い方を変える工夫をしています。単なる「コミュニティ」という表現ではなく「情報収集」や「勉強会」、場合によっては「他社事例」などの表現をして誤解を与えないように気を付けています。後は一緒に働いている人たちにnestメンバーへ質問することを勧めたり、nestの人に教わったことを共有したり、とnestの存在とその魅力を理解してもらえるように地道な啓蒙活動を続けています。おかげで最近では社内にnestのファンが増えてきました。

星野:コミュニティという用語がまだ浸透してないので実は私は会社には伝えていないです。確かに勉強会と言えば理解を示してくれるかも知れませんね。

吉原:うちの会社の場合、参加費用がかかるものはNGなので「nest
は参加無料です。」というところからまず強調していました。今はnestが、で理解してもらえますが、前は勉強会です、などと別の伝え方をしていました。前回の勉強会でこんなことを学んでボードがこんな風に使いやすくなりました、その結果、MotionBoardがより活用されるようになりました、など参加することによって業務がどう変わるか、それによって組織がどう変わるか、というところまで含めて具体例を出しながら説明できると理解されやすいかもしれません。前述の通り、最近ではコミュニティのメリットを会社側がかなり理解してくれるようになりました!

コミュニティというのはみんな同じ目的を持って参加しているのでベクトルが合いやすいのかなと思います。「データで世界を笑顔にする」というnestのキャッチフレーズにみんな共感して参加しているので向かうところが同じという意味では価値も高いし、人も優しいので、別の悩み事も相談できる、という魅力もあります。例えば現在kintoneの導入検証をしてのですがnestのメンバーに相談したら、星野さんが詳しいと教えてもらったので、これから星野さんに聞きに行こうと思っていたところです。星野さん、なのでこの場で言うのもなんですが、助けてください。(笑)

星野:おお、了解です。って、今ここで言いますか?しかもウイングアーク製品じゃないし。(笑)


編集後記:
nestメンバー同士の会話には仲間感があり、お互いへのリスペクトがあり、いつもながら和気藹々とした雰囲気での取材になりました。確かにコミュニティへの参加を会社や上司に快く許可してもらうためには誤解を生まないようにそれなりに慎重に言葉選びをする必要が最初はあるかも知れませんが、コミュニティで得たものを業務に活かすことで会社に還元し、コミュニティの存在意義が理解されれば、社員が胸を張ってコミュニティに参加できる日も近いはずです。コミュニティ活動に対する理解が得られなくて悩んでいる方は一人で悩まずにとりあえずnestに参加して同じ問題に直面した経験がある他のメンバーに相談してみてください。相談してみるときっとすぐにコミュニティの良さが体感できるはずです!

(データのじかん編集部 田川)

★★ユーザーコミュニティ”nest”とは★★
ユーザーコミュニティ”nest”はウイングアーク1st製品を活用し、データ活用を促進する人・企業のためのコミュニティです。「データ活用で世界を笑顔にする」をビジョンに掲げ、コミュニティ活動をしています。コミュニティでは、ユーザー同士が製品の情報や事例を共有し合ったり、製品活用にあたっての疑問を投げかけたり、データ活用にまつわる交流をすることができます。ご登録はこちらからお願いいたします。


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