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温泉訪問記 【栃木県 鹿の湯】

一応ですけど、温泉ソムリエなる民間資格をもっている私。
出張や趣味のキャンプ、娘のスポーツの遠征などでけっこう色んな所にいくので、できるだけ地元の温泉に寄ってみるようにしています。
おかげで娘たちも温泉大好き。どこかへ行けば温泉へ必ず寄るものだと思っているらしい。女児2人なのでワンオペでも一緒に入れるのは良かったな。これが男児だったらもう一緒に入れないですもんね。
シングル家庭で異性の親子の場合どうしているんだろう・・・。

■鹿の湯

さて今回の温泉は、東北出張帰りに立ち寄った、栃木県那須郡の【鹿の湯】です。THE!湯治場!の雰囲気がたまらない温泉です。

お風呂は41度・42度・44度・46度の浴槽と階段を降りた先に42.5度の広めの浴槽があり、洗い場はありません(入浴前のかけ湯をする場所はあります)シャンプーや石鹸の使用は禁止です。
これは女湯なのですが、男湯は少し違うらしく48度まで浴槽があるそうです。

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※この写真はHPからお借りしました。

■鹿の湯の泉質

泉質は単純酸性硫黄温泉ー低張性酸性高温泉です。

硫黄泉なのであの独特な硫黄の香りと白濁したお湯が最大の特徴。濃厚な硫黄のお湯が肌に吸い付くような感覚とちょっとピリっとくるような刺激もあります。これは酸性だからなのかな?もう入った途端にお肌がしっとりすべすべになるのを実感できます。

■鹿の湯の楽しみ方

まずはかぶり湯から。48度のお湯を柄杓で頭からかぶるのが鹿の湯の入浴の仕方だそうです。200回かぶれって書いてあったけどさすがにできなかったので、省略しちゃいました。と、入浴の心得がお風呂の中にかいてあるのですが、とにかく、濃厚な温泉なので無理をすると湯あたりします。そこだけ気をつければ好きなように入ってもいいと思われます。

私は41度のお湯から順々に入ってい行きましたが46度のお湯は早々長く入っていられません・・・ちょっぴり46度を体験してから42.5度の大きめ浴槽でのんびりと浸かって温泉を楽しみました。

地元のおばあちゃん達は慣れた雰囲気で熱いお風呂に入って体を真っ赤にしながら、何度も入浴を繰り返していました。

最後に46度のお湯に短時間入って脱衣場へ。温泉成分を洗い流さないほうが良いと書いてあったのでそのまま上がりました。

■鹿の湯入浴後

この日は初雪が降った寒い日でしたが足元からずっとポカポカが続いていて、なにより肌がもっちり。自分で何度頬をナデナデしたことかwwというほど。アレルギーがあってちょっと肌がかぶれかけていた部分があったのですが次の日には良くなってました。これぞ硫黄泉のパワー。

入浴後にちょこっと散歩してみましたが硫黄が流れる湯川がまた風情があって素晴らしいし、鹿の湯の建物も歴史を感じる素敵な佇まい。湯治という言葉がぴったりな温泉好きにはたまらないロケーション&泉質でした。近くを通ることがあったら絶対に再訪すると思うほど、すっかり鹿の湯のとりこになりました。

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ちょっと仕事が立て込んでいて、お疲れ気味だったのでよいリフレッシュをさせてもらいました。

■鹿の湯データ

〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本181 
 東北道那須ICから車で約15分
単純酸性硫黄温泉ー低張性酸性高温泉
8時〜18時まで
大人500円 こども300円
タオル販売あり(鹿の湯のビニール巾着にはいっています)400円



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