子供のころ騙されて歯の手術をした話
こんにちは! 猿田信司です。
私は、幸運なことに、
生まれてこの方、入院も
身体の手術もしたことがない、
健康体です。
ただ、子供のころ、一度だけ、
親に騙されて、
歯の手術をしたことがあります。
その時のお話です。
小学5年生の時
小学5年生の時、母に連れられて、
市内の大きな町に行きました。
まだ、一人では行けないし、
めったに来られない、大都会です。
「わーいわーい」
来たこともない場所に来て、
私は喜んでいました。
母に連れられて、
大きな建物に入りました。
「あれ、ここ病院じゃない?」
その大きな建物は、
すごく大きな病院でした。
なんで病院?
なぜ、病院に来たのか、
何も聞いていない私は、大混乱です。
子供ですから、やっぱり病院は怖いところ、
というイメージでした。
その時の記憶は、おぼろげなのですが、
母に付き添われ、あれよあれよという間に
私はベッドで横になっていました。
「????????」
それから、口のところだけ穴が開いている、
全身を覆うくらいの大きな布を、
私の身体にかぶせられました。
その時の私の記憶では、布をかぶせられるとき、
一瞬見えた私の右足に、ぶっとい注射が
刺さっているのが見えました。
意識があるのはそこまでで、
布をかぶせられると、
意識を失いました。
気が付くと・・
気が付くと、暗い部屋でベッドに寝ていて、
そばに母がいました。
なんか、歯医者でよくある、
麻酔された感じがありました。
その時の私には、手術された感覚
はありませんでした。
「え、なんでここで寝てたの?」
母に聞いてみると、私の前歯の一本が、
逆に生えていて、手術して
逆に生えているのを直したそうなんです。
私に手術のことを事前に言うと、
絶対嫌がって行きたがらなくなる
と思った母は、私に黙っていたようです。
いまだに、「歯が逆に生えていた」
というのは、よくわかりませんが、
その時もよくわからず、
「そうなんだ~」みたいな感じでした。
日帰り手術
特に入院する必要もなく、目が覚めたら帰っていい、
ということだったので、その日は家に帰りました。
日帰り手術です(笑)
最初は、麻酔が効いていたのと、
全身麻酔までされたせいか、
痛くはなかったんですが、
だんだん痛みが増してきました。
それと、ずっと口の中で、
血の味がしていたのを覚えています。
さすがに、手術当日は、普通のものが
食べられなかったので、
インスタントラーメンを食べたのですが、
白いスープが、血で赤く染まっていたのは、
今でも覚えています。
病院から出された痛み止めで、
しばらく痛みを我慢していました。
ですが、翌日には、普通にものが
食べられるようになったし、
痛みも数日でおさまりました。
抜糸
一か月ほど後に、抜糸のため、
同じ病院にもう一回行くことになりました。
私の記憶では、これがめっちゃ痛かったです。
歯茎の中を糸が通る感覚は、
今でも覚えています。
これで、手術は終わったのですが、
この手術した歯が、のちに
えらいことになるのですが、
その話は別の機会にします。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
私のつたない人生・文章でも、面白いと思っていただけたらサポートしてくださるとうれしいです(^^)