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アルフィーが好きだった私

こんにちは! 猿田信司です。

私が中学生の頃、好きなバンドができました。

今は「The ALFEE」ですが、
当時は「Alfee」という名前でした。


「アルフィー」というと、
高見沢俊彦がエレキギターを弾きまくるド派手なバンド、
というイメージがある方が多いでしょう。

しかし、最初は、どちらかというと、
アコースティックギターメインのフォークバンドで、
高見沢はエレキギターを弾いてなかったんです。

中学生の頃

ちょうど、私が中学生のころです。

当時、私の友人の間では
音楽ブームが来ていました。

それも、松山千春といった、
フォーク的なものでした。


その友人たちから、「ショック!! TAKURO23 」
という曲が出たことを教えてもらいました。

私は、あまり詳しくなかったんですが、
吉田拓郎の名曲を、メドレー形式にしていて、
「ビートボーイズ」というバンドが出してるそうなんです。

そして、その「ビートボーイズ」の正体が、
「アルフィー」らしいのです。

当時の私は「へぇ~」くらいの感じだったんですが、
ちょっとだけ、興味がわきました。


当時の私は、テレビをほとんど見ないで、
ラジオばかり聴いていました。

日曜日の昼間から、夕方くらいまでの長時間、
ランキングトップ100の曲を流しているラジオ番組があって、
それもよく聴いていました。

そこで、たまたま「アルフィー」の曲が流れたんです。


当時は、まだ全く有名ではなくて、
大ブレイクしたのは
私が高校生になった後のことでした。

ですから、ラジオでもかなり下位で、
80位~90位くらいでした。

そこで流れたのが、大ブレイクした「メリーアン」の
4つ前のシングル「泣かないでMY LOVE」
という曲でした。


なぜかわからないのですが、
私はこの曲を聴いた途端に、
心を撃ち抜かれました。

この「泣かないでMY LOVE」が入っていた、
当時発売されていた最新のアルバム「doubt,」という
当時はLPレコードでしたが、さっそく買い、
カセットテープに落としていつも聴いていました。

当時は、LPレコードで聴くと、
レコードが摩耗してしまうので、
一旦、カセットテープに録音して聴いていたんです。


私が、初めて買ったアルバムでした。


それから、お小遣いをためて、
アルフィーのアルバムを集めました。

当時、「坂崎幸之助のオールナイトニッポン」で
「レコード屋にアルフィーのコーナーを作ろう」
というキャンペーンをやっていて、
私も、今はもうない、町の小さなレコード屋さんで、
アルフィーのコーナーを作ってもらったのを覚えています。

コーナーと言っても、見出しを付けてもらっただけですが(笑)

アルフィーの好きなところ

「アルフィー」がすごいのは、
メンバー3人「坂崎幸之助」「高見沢俊彦」「桜井賢」が、
3人ともリードボーカルをとれるところです。

私が、今驚いたのは、3人とも
Windowsの漢字変換で名前が出てきたことです(笑)


この3人で、リードボーカルを変えることで、
全く違うバンドのようになりますし、
様々なジャンルの曲ができるんです。

さらに、「坂崎幸之助」は日本でも有数の
アコースティックギターの名手ですが、
その名手がギターを弾かず、
パーカッションをやっている曲もあるくらい自由なんです。

ジャンルがアルフィー

普通、バンドって何かのジャンルに属していますよね。

ハードロックバンドだったり、フォークバンドだったり
いろいろありますが、なんというか、
ジャンルに属した同じようなタイプの曲をやってますよね。


ですが、アルフィーってジャンルがないんです。

初期のアルバムから聴くとわかるんですが、
フォークソングから、ハードロック、ヘビーメタル、
別名義ですがポップスまで、
本当にいろんなジャンルの曲をやっています。

時代につれて、変わってきているとも言えるんですが、
今でもコンサートで、サイモン&ガーファンクル、
S&Gのカバーをしてたりするし、
本当に「ジャンルがアルフィー」としか言えないくらい、
さまざまなタイプの曲をやっています。


元々、アルフィーのメンバーは、高校の同級生で、
高校生の頃、坂崎と桜井はフォークバンドを、
高見沢はロックバンドをやっていました。

坂崎と桜井がやっていたフォークバンドが、
アルフィーの前身で、そこに高見沢が加わるのですが、
このように三人の音楽的バックボーンが様々で、
いろんな音楽性を持っていることが要因だと思います。


あなたは、知らないと思いますが、一曲だけですが
アルフィーの曲には「さすらい酒」という
演歌もあるんです(笑)

高校生の頃大ブレイクしました

私がアルフィーのファンになった時は、
徐々に盛り上がってきていましたが、
まだ一般的な知名度は全くありませんでした。


私が高校生になった夏のことでした。

高校に入った頃は「アルフィーのファン」と言っても、
誰も知りませんでした。

それが、不思議なことに、急に夏ころに、アルフィーを
テレビのランキング番組で見かけるようになりました。


「メリーアン」です。

昔からのファンだった私は、リードボーカルが、
高見沢ではなく、桜井だったので、
桜井ボーカルというと、なんというか
渋い曲のイメージがあって「大丈夫かなぁ?」
と思っていました。

しかし、あれよあれよという間に、大ヒットし
その年の紅白歌合戦に出るくらいでした。


アルフィーの名前が売れて、うれしかったですが、
反面、一躍有名になってしまったことで、
寂しい気持ちもありました。

続くシングル、「星空のディスタンス」も
桜井ボーカルの曲でしたが、
「メリーアン」を超えるくらいの大ヒット!!


「あれ?高見沢ボーカルじゃないから売れた?」

高見沢は、男性にしてはものすごくキーが高い高音なので、
それが受け入れられなかった?

そんなことを考えてしまいました。


さらに次のシングル「STARSHIP -光を求めて-」は、
最初はコーラスと桜井ボーカルですが、
最後に高見沢のハイトーンヴォイスが入ります。

アルフィーの曲には、曲中で
リードボーカルが入れ替わる曲
というのもあるので、それはいいんです。

「高見沢ボーカル入って大丈夫かな?」と思いましたが、
とりあえず売れて、ホッとしたのを覚えています。

ですが、やっぱりちょっと有名度では下がりますね。


さらにその次のシングル「恋人達のペイヴメント」で、
ついに全編高見沢ボーカルの曲になりました。

本当に「大丈夫かな」と思っていましたが、
バラードなのもあり、かなり売れました。

良かった~~~~~

その後も

その後も、ずっとアルフィーを聴いていました。

ですが、売れて大メジャーバンドになったことで、
ちょっと距離を置いたところはありましたが、
その頃は他のアーティストを知らなかったのもあって
結局、アルフィーばかり聴いていました。


社会人になってからすぐ、東京ドームが出来立てで、
こけら落とし公演として、アルフィーが
コンサートを行ったこともあるんですが、
私もそのコンサートに参加しました(笑)


アルフィーのファンになったことで、その源流である、
S&G、CSN&Yといったフォークソングだったり、
ツェッペリン、パープルといったハードロック、
メタリカといったヘビーメタル、のような
洋楽も聴くようになるのですが、それはまた別のお話しで。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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