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私が初めて交通事故を起こした時の話

こんにちは! 猿田信司です。

私は、ここ10年ほどは、
無事故・無違反の優良運転者、
ゴールド免許証を持っています。

しかし、20年ほど前、車を運転し始めたころは、
自分が運転下手なせいで、
結構事故を起こしていました。

絶対事故ってはいけないタイミングで
事故ったりしました
が、今回は
私が初めて交通事故を起こした話です。

実家へ帰るのに下道を使うように

車を運転し始めた当初は、
実家へ帰るときに、
高速道路を使っていました。

まだ、少し長時間の運転が
怖かったというのもありました。

ですが、その恐怖も、運転に慣れてきたのか、
だんだん薄らいできていました。

「もう下道で行けるんじゃない?」

そう思った私は、実家へ帰る時に、
高速道路を使わず、
下道を使うようになっていました。


高速道路だと1時間くらいですが、
下道だと2時間くらいかかります。

時間はかかりますが、
私が車の運転自体が好きなのもあって、
下道で長い時間かけて運転するのが
楽しくなってきていました。

それに、両親が入院したりすることが増えてきて、
私が車で荷物を運ぶことも多く、
かなりの頻度で実家に帰るので、
高速道路代がもったいないとか思っていました。

下道の一般道では

高速道路だと、信号も無いし、
歩行者も歩いていません。

しかし、下道の一般道では、
信号もあるし、歩行者も歩いています。

それに、左折したり
右折したりする車もいます。


最初のうちは、一番左の車線を
走っていたのですが、左折する車が多くて、
結構止まることが多い。

これが面倒くさくて、
一番右の車線を走るようになりました。

大きな道だと、右折車線があるので、
右の車線を走った方が、
ラクなことに気づいたんです。


ですが、たまに、交差点でも何でもないところで、
お店に入りたいのか、なんだかわかりませんが、
右折しようと止まっている車がいたりします。

運転に不慣れだった私は、
ヒヤッとすることもありましたが、
それにも慣れてきていました。

うっとうしいと思いつつ、
道のど真ん中で右折しようとする車は
あまりいないので、
あまり気にしていませんでした。

とある実家に帰った時

とある日曜日の夕方でした。

昼頃に実家へ帰り、
夕方、自宅へ戻っていた時のことです。

いつもどおりに、
右側の車線を走っていました。

「もう少しで家に着くな」

あと30分くらいで家に着く、
というタイミングでした。


突然、私の前の車が、道のど真ん中で、
右折しようとウィンカーを出して、
止まりました。

「うわ、最悪~~」

左車線に避けようとしましたが、
交通量が多く、全く左車線に行けません。

前の車も、対向車が多いせいで、
右折できないようでした。

ガシャン!

しばらく待っていると、
左車線の車も少なくなってきたので、
急いで左車線に行こうと、アクセルを踏みつつ、
左にハンドルを切りました。

「ガシャン!!」

衝撃が走りました。

「えっ???」

どうやら、私が前の車に近づきすぎていたみたいで、
左に行こうとしたところ、
止まっていた前の車の左後ろ側に、
私の車の右前が当たってしまいました。

初めての交通事故に、
私はものすごく焦りました。

ぶつけられた車のおじさんは、
めちゃめちゃ怒っていました。


どうやら、その車は、
右側にある団地に入りたかったようで、
私の車も走れないことも無かったので、
一緒にその団地に入りました。

道のど真ん中にいたら、
邪魔ですしね。

平謝り

もう、平謝りです。

そこで、警察に電話し、
任意保険の保険会社にも電話しました。

警察が来て、実況見分を行ってくれて、
後で警察署に来るように言われました。

完全に私のミスですし、
もう、私はガタガタ震えていました。


私の車も、右前が完全に壊れていて、
ヘッドライトも粉々になっていました。

相手の方とも、連絡先を交換し、
保険ですべて直すことを約束して、
その場は別れました。

壊れた車どうしよう?

しかし、困ったのは、私はこの壊れた車で、
どうやって帰ったらいいのかです。

困っていた私のところに、
なぜかJAFのレッカー車
のような車がやってきました。


話を聞いてみると、
たまたま近くにいた民間の修理業者の方で、
「良かったらウチで直しますよ」
と言ってくれました。

正直、どこで直せばいいのかもわからなかった私は、
その業者の方にお願いすることにしました。

そのレッカー車で、車を運んでもらい、
私も同乗して、台車も貸してくれました。

ラッキー!!

保険会社の人と話して

台車で家に戻ったところで、
保険会社の人に電話し、
これからどうしたらいいかを聞きました。

すると、「まずは、お相手に謝りに行ってください」
と言われました。

事故のお相手の心証が悪いと、
最悪「人身事故」扱いにされることもあるそうで、
そうなると、保険で払われる金額や、
違反点数も増えるんだそうです。

事故の感じでは、「物損事故」で済みそうなので、
急いで謝りに行くことにしました。

謝罪に行きました

早速、事故のお相手に電話し、
翌日が平日だったので、会社が終わったあと
夜7時に伺う約束を取り付けました。

会社帰りでちょうどスーツなので、
それも良かったのかもしれません。

会社には、地下鉄で行っていたので、
お相手のお宅にも、
電車を乗り継いで行きました。

途中で、お土産の菓子折りも買いました。


お相手の方に怒られるかなと、
私はビビッていたのですが、
昨日とはうって変わって、
全然怒っていませんでした。

お相手のお宅の玄関口で謝り、
菓子折りも渡しました。

お相手の方にも、
ケガもなかったようで、
安心しました。

もう、何回も謝って、あとは
保険会社にお任せすることにして、
別れました。

怒られなくて良かった~~。

警察署と民間の修理業者

その後、指定されていた日時に、
会社を休んで、警察署に行きました。

事故のお相手からも、謝りに行ったおかげか
物損事故でいいという話もあったらしく、
今回の事故は、「物損事故」
ということになりました。

万事、うまくいったかと思ったら、
ひとつだけ問題が起こっていました。


あの事故の時、民間の修理業者にお願いしましたが、
修理費用をかなり吹っ掛けられたと、
保険会社の人に怒られました。

どうやら、たまたま事故を見かけて、
私をカモにしようとしたようです。

全然ラッキーじゃなかったんです。

まぁ、私が怒られるだけで済んだので、
良かったです。

初めての交通事故を経験して

初めての交通事故を経験して、
交通事故を起こすと、
こんなに面倒くさい手続きをしないといけないのか、
ということを知りました。

それに、普段、車の運転に慣れ過ぎていますが、
車も凶器であり、簡単に人を殺せるような代物
なのを、再確認しました。


私は、何度か交通事故を起こしていますが、
これまで、人を轢いたことはありません。

ですが、それはたまたまで、
私の下手な運転では、
いつ人を轢いてもおかしくない。

私はどこか、車の運転なんて簡単だ
と思っていましたが、この交通事故で
改めて危険を知らされた気がします。

そのおかげで、今のゴールド免許があるのかな
と思ったりもします。


あなたも、車の運転には注意してくださいね。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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