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夢かうつつか…感謝

インクルーシブダンス公演
『夢かうつつか…幻か』

🈵満員御礼の中、無事に終了した今、とにかく感謝しかありません

私としても夢かうつつか…という感覚の今回の公演
大げさだけど個人的にはほぼ事件のような

おどりたい気持ちはずっとあったし、家や庭でおどったり、時々友人のオープンクラスでおどったりはしていたけど
また舞台でおどるなんて、どこかであきらめかけていたけど
おどっちゃった

その経緯を備忘録として


はじまりは昨年秋
三十余年前に同じ舞踊団でおどっていた友人Yちゃんから、長らく音信不通になっていた友人Aちゃん主催のダンスワークショップのお知らせをいただく

その友人たちは偶然に(必然?)数十年ぶりにあるダンス公演で再会したのだそう
そこで連絡先を交わし、私にも知らせてくれたのだった

その時のワークショップには参加できなかったが、その後Aちゃんから「会おうよ!」とメールをもらう
不思議と迷わず日程を決めるに至る

なにしろ会うのは約三十年弱ぶり!ドキドキしながら待ち合わせ場所に向かう
と、以前と変わらず?いや変わった?明るい彼女の姿
この年月で、纏っていた様々なモノがあかぬけた、といった感じ
そしてしゃべりだすと一気にあの頃に戻ったような感覚にホッとする

ファミレスで語り合うこと四時間超え
今までのこと今のことこれからのこと
お互いいろんなことを経て来て、涙あり笑いありの楽しい時間の中で
「また一緒におどろう!」と言ってもらう

その瞬間から武者震い
おどりたかったんだなぁ私〜!
その時から何か動きはじめた感じ

帰宅後、娘に相談すると
「おどりなよ〜好きなことしてる母のほうがイイよ」
と快く背中を押してくれた

Aちゃんのワークショップで先輩Eちゃん、こちらも三十年弱ぶり友人Kちゃんとの再会、ダウン症の方々とのダンスの場を通して出会った新しい仲間たちとリハーサルを重ねていく
たのしくて〜うれしくて〜
そのうち深くて難しくて悩み迷いつつも…
やっぱりおどるってたのしい!

舞台に乗る時の在り方、自己陶酔や自己満足じゃ無いありのままの居方、とか、今までそれはそれは悩んできた
他者が観たらどう映るかわからないけど、今回は皆んなとおどれるよろこびだけでそんな難しいこと吹き飛んだ気がする
なにより一緒におどる仲間たちの真っすぐさ、正直さ、嘘の無さに浄化された、間違いなく

Aちゃんが依頼してくれて、チラシ作成に療養中の娘が携われたのも本当にありがたい

迎えた本番当日
開演前
満員のお客様の熱気、その中でお子さんたちの自由な声
開演後
照明の照り返しで目に映ったのは身を乗り出すようにして観てくれるお客様の笑顔、ひとつひとつに大きな拍手、舞台に走り出て一緒におどりたそうな小さいお子さん、静かなシーンでは集中して観てくれて太鼓の生演奏の元気なシーンでは大笑いするお子さんたち
終演後
多くの方々が素晴らしい感想を伝えてくれて、そんな中、舞台のスペースでおどり続けるお子さん…

全部最高でした

そして過去同じ舞踊団でおどっていた仲間が多数観に来てくれて、またもや三十年ぶりに集まった同窓会のような状態がさらに不思議すぎてうれしくて
長年おどりをやって来た人たちに良い感想をもらえて、この公演は良かったんだ!!と実感

あらゆる人々、あらゆる人生、あらゆる時間、地球、宇宙に感謝です
ありがとうございました

写真は和太鼓奏者・上杉美穂さんにいただきました


懲りずにまたおどります


わくらば   'O

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