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写真展「サンキュールデコ」を終えて

4月はじめ、いきなり4/24から始まる写真展の出展者募集が始まりました。通常写真展の案内は準備期間として最低でも半年はあるのに。
ルデコを長期間大規模に予約していた人が、支払いが出来なくなり枠を解放したとか。ルデコは、私的写真集選手権、TOKYO Models/TOKYO Portrait Award、Juicy Fruits展など色々な展示でお世話になっていたし、よく展示を見にも行っていました。そんなルデコが危機、という事でそのツイートをリツイートしたのが始まりでした。

その前の週、というか前日まで個展をやっていて、精も根も尽きはてて腰痛までなった状態で、さらに展示とは自○行為に近いのですが、でも、やはりルデコ気にはかかります。結局すぐ応募して今回の展示となりました。直前割あったし。


写真は以前ルデコで展示させていただいた、Juicy Fruits展(今年もやります)、濡髪展、TOKYO Portrait Award、プラスポートレートからセレクトした写真4枚を展示しました。以前展示したものとはいえ、色褪せないというか、我ながら何度見ても良いなぁと思います。
プリントはこの展示のために新たにしたものです。額は前日まで使っていた額(汗)。
でも4枚なら準備も設営も楽勝でした。

多くの方は、この展示のために新たに撮る時間的余裕は無かったと思いますが結果的に選りすぐりが展示されたようで、写真はどれも素晴らしかったです。普段の写真展だと、何らかの一貫したポリシーがあってそれをどう表現するのか、というパターンだと思っているのですが、今回は兎も角自分の見てもらいたい写真、という感じというか。
ただ、ポートレートの場合、展示の許可が大抵必要で、既に別の仕事をされていて連絡が付きにくかったり結婚等で引退されていたりという方も少なからず居て、写真のセレクションは結構悩みますね。

在廊は仕事が詰まっていたり腰痛であまり出来ませんでしたが、その短い時間の中でも他の出展者や来廊者と話が出来たのは良かったと思います。しげしげと展示写真を見られている人に声をかけたら、先週の個展にお越しになった方だったとか。
初めて展示をしたという方の笑顔も忘れられません。
みなさん写真が好きなんですね。

最後に、この展示をたった16日で突き進めてくれたケンタソーヤングさん(さん付けは何か変笑)とスタッフさんに心から感謝します。
特にポンさんは前日まで個展からの中心的なスタッフとして動かれていて、尊敬しました。

2023.4.30

東京都在住のアマチュアカメラマンです