公務員の風土

もやもやしているうちの会社の風土をお話します。

公務員の風土として、成果報酬でもなければ年功序列の決まった社会であることは理解しております。手取りを増やそうとすれば残業を付けるほかなく、それらのことに対して不満はあるにせよ、良い部分もあることは確かで、その部分目当てに進路を決めた部分も確かにあるため、納得しております。

そういった環境の中、仕事をする人(できる人)に仕事が集まり、
仕事をしない人(できない人)は成果を上げないまま給与をいただいているという現状も、ある程度は納得できます。

本題。
去年度から私の係は4人班です。補佐、係長、平①、平②、
私は平①に当たり、年齢で言えば下から2番目です。
問題は上司2人が仕事をしない(できない)こと。当初ある程度に均等割していた仕事がどんどん降りてきて割合的に1:3:10:8程度(あくまで個人意見ですが)
一方で残業時間は0:50:5:40が年間で続いておりました。

つど、係で話合を行い、つど、仕事が下りてくる始末。

今年度もその流れが続いておりましたが、最近複数の件で係長の行った仕事の不備が指摘され、対応に追われるということがありました。

残念過ぎるありさまに、さすがに改善したいと他の班の上司Aに相談。
こちらの上司は今まで仕事をバリバリこなしていた方。

一通り内容を説明していわれることは
①人(歳をとった人は特に)変わらない。期待をするな。
②他人の姿を見てストレスを溜めるのは損と思え。
③上司がボロい時は自分の実力(影響力)を上げるチャンス。

確かにその通りだと納得する部分もあります。
私一個人としてどうあるかという点ではありがたい教訓だと思います。

一方で、私がお願いしたのは、ある程度の線引き(業務分担としてこれだけはいつまでにやる)は必要で、年齢や立場に関係なく、できなかった場合の指導や対応は必要ではないかということ。
また、進捗の管理が個人でできないのであれば、さらに上の上司が意識してみる必要があるのではないかということ。

年数の若い職員に対してはそれができるのになぜ年齢が上がると見放されて見ぬふり状態になるのかということ。

上司Aのアドバイスとしては受け取り、自分の糧として行動するよう意識はしたい。
一方で組織としてあるべき姿を目指すよう対応したい(してほしい)との要望はなかなか響いていないようでした。

上司Aも歴代いろいろなことを経験してそういった考えにまとまってきたのだと思うのですが、そのほかの上司も(仕事をこなしてきた部類の先輩方は)似たような考えに向いていると感じることが多いです。

お前が目指しているのはユートピアだといわれました。
桃源郷は存在しない。

私は当たり前のことを話しているつもりなのですが、本当に理想論なのでしょうか?
もやもやします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?