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ボドゲとゲムマの参考になるnote

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ボドゲとゲムマの参考になる記事。
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2021年12月の記事一覧

革新的な発想力を鍛える紙のアプリ「むちゃぶりノート」誕生までの道のり

革新的な創造性がほしいデジタル化で効率化した先は、創造的で革新的なプロジェクトを生み出さないとジリ貧になる。 でもどうすれば良いかわからない。 2015年から本格的な会社のデジタル化に取り組みはじめて、すぐにぶち当たった課題が「革新的な創造性」でした。 このnoteは、紆余曲折を経て2021年に革新的創造ツール「むちゃぶりノート」が生まれるまでの記録です。 はじまりはイノベーション理論から2015年〜2016年に一番研究したのは、USBメモリの開発で有名な濱口秀司さんの

あなたはいくつ印刷するべきか?

どうも角刈書店の理性ことふわふわです。 ボードゲームを個人で作り始めてまる三年が経ちゲームマーケット出展も2018年秋から数えて、だいたい7回ぐらいになりました。シリーズものを含めると合計8作品を印刷してきました。過去8回にわたって「一体いくつ印刷すればええんじゃ…!助けてくれ〜〜〜!!」と叫んできたのですがノウハウも溜まってきたので叫び方を共有できればなと思っています。 ちなみに角刈書店は一度だけ初めて出展する方の生産数の相談にのってほしいと言われてお話ししたことがある

ボードゲーム制作のバランス調整と個人目標について

noteでは皆さまはじめまして、雨崎レールと申します。Board Game Design Advent Calendar 2021 の17日目を担当させていただきます。よろしくお願いします。 この記事は、制作をしない方でも普段遊んでいるゲームなどを思い返しながら読むと面白い内容となっているはずなので、制作に興味が無い方もぜひ読んでみてください。 普段あなたが遊んでいるゲームの「点数」を考えるきっかけになるかもしれません。 ※記事の内容は筆者の個人的意見を多分に含み

文章術、あるいはボードゲーム制作法

ほとんどの皆様、はじめまして。そうでない方はお世話になっております。符亀と申します。今回、Board Game Design Advent Calendar 2021の2日目を担当させていただきます。よろしくお願いいたします。 制作を始めて5年目、最新作「バックハンダー」を含め、既に9作品を頒布してまいりました。しかし、拙作も私自身もまだまだマイナーです。こんな状態で拙作のデザインについて語ろうとしても、それがどんなゲームなのかから説明が必要です。大多数の方は、その前提部分