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みやこS~JBC復活戦~

今週水曜日に行われたJBC4競走。クラシックは船橋のミューチャリーが史上初の地方所属馬で制しましたね。

そんなダート一流馬が揃う週に行われるのがダート1800mのみやこS。メンバーレベルが落ちる重賞と言えるでしょう。

ただ、今年はちょっと事情が違うようです。

今年のJBCクラシックが行われたのが金沢。金沢は地方競馬場らしく小回りでフルゲートは12頭。
JRA出走馬も5頭までと決められていました。昨年の大井開催はJRA出走馬は7頭で、昨年よりも2頭JRA出走馬が漏れることになったのです。

そんなJRA出走馬の頭数減の影響をモロに受けたのが補欠馬だったのクリンチャー、スワーヴアラミスの2頭です。
昨年であればJBCに出走できたのにも関わらず、2頭共に今年は出走叶わずメンバー落ちの重賞に回って来たという事になりました。

なので相手関係も楽になります。

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クリンチャーは昨年の勝ち馬でTPは「76」。更に言えば右回り良馬場ダートでは[1・4・1・0]と崩れていないので軸の信頼感は高いと判断します。

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スワーヴアラミスは今年のエルムS勝ち馬。マリーンSの頃から脚力増して脚長く使えるようになりTP更新も成功。「73」まで伸ばしてきました。クリンチャーには劣る可能性はありますが、相手筆頭には扱えるでしょう。

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さて、MTP◎のオーヴェルニュ。一見してTP「80」台とかなり高い数値になっていますが、これは2走前の平安S。この時は重の高速ダートでした。
現状の阪神ダートは砂質重く、時計も上がりも掛かる状況で「再現性」を求めるのは酷な話。ただ、5走前に阪神良馬場でTP「72」は出しているのでクリンチャーには劣るが「消し」にはできないというタイプ。
「2着候補」には挙げられるでしょう。

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後は阪神[6・2・0・3]で崩れていないヴェンジェンス、消耗戦になれば近走TP更新しているメイショウハリオまではマークが必要だと考えます。

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上位人気で危険視したいのは3歳馬のメイショウムラクモ。先週は「3歳黄金世代」と書きましたが、ダートは話は別。
今年のユニコーンS勝ちのスマッシャーが古馬OP特別で完敗したり、大井で行われたJDDでは地方馬に逃げ切りを許すなど3歳ダート勢はレベルが低いのでは?と思います。
事実今年のレパードSの勝ち馬TPは「67」とOP特別でも勝ち負け出来るのか?は怪しいレベル。昨年のレパードSがTP「71」と昨年よりもレベルは低く、みやこSは近10年3歳の勝ちが無いレース。

ココで走られたら諦めますが、人気になるのは確実だけど能力的に「家賃高い」馬なので今回は軽視したいと思います。

◎クリンチャー
〇スワーヴアラミス
△オーヴェルニュ
△ヴェンジェンス
△メイショウハリオ

消メイショウムラクモ

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