【No.1039】人生は前のめりで
8月5日は大切な日です。就活時代お世話になった方の命日でして、昨日で丸1年。早いなあ。
僕が新卒でインドネシアの会社に勤めようという時、お世話になった方が3名いたのですが、最後に後押ししてくれたのがこの方です。
「1年目は会社に行ってるだけですごい!病まない程度に、ほどほどにがんばれ!」
見た目はかなーーりイカつい方ですが、ニコニコ笑顔でそんなことを言ってもらって、めちゃくちゃ気が楽になりました。
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その方のエピソードで、法人化を断念した話があります。と言っても、Facebookで見ただけなのですが、法人化せずに個人事業主を続けた理由の1つが、ビジネスパートナーと法人名で折り合いつかなかったからだそうです。
問題となった、その方の候補の社名が「株式会社 前のめり」
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「前のめり」という会社で働いていて、電話で営業しようとすると、
「お世話になっております!前のめりの藤倉です!」と言うことになりますよね。
発案者としては「こいつ最初からやる気だけはありそう!と思われていいじゃん!」ということなのですが、ビジネスパートナーが良しとせず実現することはなかったそうです。
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「株式会社 前のめり」
僕自身もそんな社名の会社で働きたいかといえば、入社はちょっとためらわれるかもしれませんが、取引相手の社名が「前のめり」だったら、めっちゃ期待をもっちゃいますよね。
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別の師匠の言葉ではありますが、仕事は「前倒し、前のめり、つんのめり」の精神でこなすべきだという教えがあります。
期日ギリギリになんとか終わらせるんじゃなくて、こちらから前倒しで終えようとする。
前倒しして、前倒しして、前のめりで、つんのめってしまうくらい、仕事を追いかける。
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でも、多くの人の悩みは仕事を後回しにしちゃうことじゃないでしょうか。仕事は終えたとしても、自分の将来のための勉強は後回しとか。
帰ったらやろう、仕事の後にやろうとしても、そのころにはすでに脳みそはバッテリー切れ。理性で自制心を働かせられない。本能のままに、お酒や砂糖を摂取して、ソファでだらーん。
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夜に帰ってからやろうとするのが、間違いなんですよね。きっと。
1日仕事をしてから、気合をいれて心を燃やそうにも、発火させるための燃料が切れてたら火はつきませんからね。よっぽど好きなことで夢中なことじゃないと、慣れるまでは難しそうです。
とするなら、1日の早い時間で、前倒しでやるにはどうするかを考えないと。
勤め人だと、勤務時間中にやるのは難しいかもしれませんが、そこで思考をとめず「できるとしたらどうやるか」を考える。
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「前倒し、前のめり、つんのめり」
「株式会社 前のめり」の精神。
「お天道様が見てる」とも言いますからね。お世話になったあの方に恥じない、前のめりの精神で生きていきたいものです!とはいえ、「病まない程度に、ほどほどにがんばれ!」とニコニコもされていそうですけどね。
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