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22歳窒息

絶望の淵には
すぎた時間と
苦しみを忘れた貧しい自分がいる
何故僕は自分の人生を
苦しめることしかできないのだろう
同世代の才能が
僕の纏う洋服を、なにか鋭利なもので切り裂く
まるで真裸にされたような
恥ずかしさを帯び、そわそわしい
もう少し、深く 僕の生暖かい皮膚まで届いていたなら
悲しみの血が 憂鬱を誇張し幾分か慰めになるだろうか

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