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「失敗こそ、クリエイティブの素だ。」キャンペーン受賞作品を発表!

こんにちは!VideoWorks事務局の安良岡です。
登録クリエイター1万人突破を記念して開催した「失敗は、クリエイティブの素だ。」Twitterキャンペーンにご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

「失敗は、クリエイティブの素だ。」キャンペーンってなに?という方や、この記事からはじめましてのみなさんは、ぜひこちらもご覧ください↓


それでは、今回キャンペーンで受賞された「佳作5作品」・「大賞1作品」をご紹介します!

受賞にあたって、投稿者の一部の方には詳細なエピソードも教えてもらっちゃいました。
キャンペーンに参加いただいた方も、参加できなかった方もぜひご覧ください!


【佳作その1】 原案→修正→修正→修正→…結果、選ばれたのは、原案でした

詳細エピソード: 
とある広告クリエイティブ制作のデザイナーをしていた時、
クリエイティブ案をつくりクライアントへ提案したものの、ヒアリング段階のイメージと違ったのか大幅な修正依頼。

当時は経験も浅く、ひとまずクライアントの言う通りに修正を進めましたが、修正すればするほどまとまりがなく酷いことに…
すべてがごちゃごちゃになり、結果的に最初に提案した原案が1番よかったということで、そちらが採用されました。
修正に費やした時間と苦労で、疲れ果ててしまいました…

この失敗を通じて、ディレクションの重要さに気づかされました。
クライアントの意見はもちろん大切にしなければですが、振り回されるのではなく、正しい方向へ進むための判断材料として受け取ることが大事だと学びました。

クライアントのただの御用聞きになってはいけない。
忙しくなると、どこか作業的になってしまっていることありますよね…

この失敗談を見て、「あるある〜」って思ったみなさん、
ただただ振り回されていないですか?

【佳作その2】 あれ?あそこ直したっけ?

詳細エピソード:
フリーランスでポスプロに出向時、
WEB用に作ったCMをTV用に作り替えるために、クライアントや広告代理店等多くのスタッフの視線を背中に感じながら、クライアントとディレクターの指示のもと、映像を修正。

締め切り時間が迫る中、指示を受けた箇所修正し、レンダリングを開始(※レンダリングには20~30分くらいかかる)。
あと少しで書き出せる、と思ったところで「そういえばアソコ直したっけ?」と不安に…
レンダリングを止めて修正するか、いや、修正したはず…と葛藤しつつレンダリング完了。

やっぱり直っておらず再度書き出し作業になりました…

プレッシャーを感じつつもチェックシートを用いて、ひとつずつ確認しながら修正箇所を潰していこうと思いました。

締め切りが迫り、多くの関係者が待っている中で、
ふと気になった場所を確認するために作業を中断する勇気、
みなさんはありますか…?

私にはないです…同じ状況になる前にチェックシート用意しましょう!

【佳作その3】 花火を観る観客のエキストラ、当日集まった人数「0人」。

詳細エピソード:
映画助監督として進めていた地方ロケで、
海上に上がる花火を見上げる人々のシーンの撮影を予定していた当時。
全国を撮影しつつ移動するロードムービーで、エキストラ集めの根回しが足りず、撮影当日の現地で人が集まらないことが発覚。

撮影中止の可能性にも繋がったため冷や汗をかいたが、
なんとかせねばと、制作担当と軽トラで町内を拡声器で呼びかけ周ったことで、どうにか60人ほど集まってきてくれ、撮影を乗り切ることができました。

それ以降は、準備中の現地への顔合わせに出向いたり、
幾度かのコンタクトでの状況把握に注視するようになりました。

新しいプロジェクトの社内承認も、既婚男性が個人的になにか高価なものを買う時も、エキストラ集めも、「根回し」が大事…

肝に銘じました。

【佳作その4】 大掛かりな撮影、準備完了。撮影後に気づく録画ミス

撮影終了後に気づく録画ミス…考えたくないですね。。
これから撮影が控えているクリエイターのみなさん、その案件で想像してみてください…
いま感じた恐怖を忘れず、撮影前には入念なチェックを!

【佳作その5】 お客の名前を終始一貫、言い間違い。直電話までも。

一度間違えて覚えてしまうと、なかなか頭から離れないんですよね。
でもその間違いをネタにお客さんと仲良くなれたら…
関係値づくりもクリエイティブ!

※大賞の発表前に、名前間違いに関する超個人的な話

以前、Crevoに「駿(しゅん)」という名前の社員がいまして、
入社時期も年齢も近く、当時からよく一緒に飲みに行ったりする仲でした。

そんな彼ですが、入社当初から上司たちに「駿太郎」というあだ名で呼ばれていました。社内の全体定例や、真面目な報告の場でも「駿太郎が〜」とみんなが話すわけです。
そこから派生して「駿」が入る愛称がいくつか生まれるわけなんですが…

そのせいで私は約3年間、「駿太郎」が本名だと思っていました(笑)
「駿くん・駿ちゃん」という愛称で呼ばれていることすら、「駿太郎」という名前が長いからだと思っていたんです。

最近仲の良いあの人の名前、実は間違って覚えているかもしれませんよ…?
名前はちゃんと覚えましょう。親しき仲にも礼儀ありです。

余談を失礼しました。それでは大賞にいきましょう!!

【大賞】 現場到着です!カメラ準備です!バッテリーがないです!

詳細エピソード
とある企業のプロモーション動画撮影で、ディレクション&撮影を担当していた時、前日に入念な機材準備をして就寝。

早朝、大量の機材を車に押し込み、時間通り現場に到着。
機材セッティングを完了し、いざテスト撮影をしようとした瞬間に
ゾゾゾ…と背筋が凍りました。
おうちで必要なバッテリーがフル充電でお留守番していました。

当時、メインカメラとは別にサブカメラを準備していたため、
何とか動揺を隠して乗り切る事が出来ました。 

撮影現場では、何で今この瞬間こうなるの?という
予期せぬトラブルが起こります。
当時は、なんとかなったという安堵感だけが残りましたが、
今はその経験からバックアップの重要性を理解し、撮影現場の急な変更などあらゆる状況に対応できる体制を築くきっかけになりました。
今では現場で何が起ころうとも乗り越えられる自信があります。

ホップ!ステップ!ジャンプ!のような軽快なリズムで、大コケしているのがいいですよね〜
私もお気に入りの失敗談です!

こういった経験を乗り越えた先に、「自信」が生まれ、「態度や行動」に現れ、引く手数多のクリエイターへと成長していくんだと思います。

おわりに

佳作から大賞まで、さまざまな失敗談いかがでしたでしょうか?

失敗しないことももちろん大事ですが、ピンチの局面をいかに乗り切るか、
乗り越えた先にその経験をどう活かすかはさらに重要。
それがクリエイティブの腕の見せどころ、ですね。

改めまして、キャンペーンに参加いただいたみなさんや、
失敗談エピソードを楽しんでいただいたみなさん、
ありがとうございました!

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代表取締役・柴田からクリエイターのみなさまへ感謝のメッセージ


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