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クライアント目線に立つ!依頼主の特徴や傾向を紹介

こんにちは!VideoWorks事務局の安良岡です。

VideoWorksで案件を獲得するために重要になってくる要素の一つが「クライアント目線」。そんなクライアント目線に立つためには、相手の立場や状況をイメージできていなければなりません。

そのため今回は、VideoWorksで仕事依頼を掲載する「依頼主=クライアント」の特徴や傾向を簡単にご紹介していきます!

これから仕事依頼に応募する際に、相手の状況をイメージし、応募文をはじめとするコミュニケーションの一助となればうれしいです。

VideoWorksの主な依頼主を大きく4タイプでご紹介

VideoWorksでは、企業・個人問わずさまざまな業種の方々にご利用いただいています。(※ご利用企業例は下記からご覧ください↓)

今回はその依頼主の中から大きく4タイプに分けて、共通する特徴や傾向などをご紹介します。

1. 事業会社
2. 動画制作会社
3. 広告代理店・WEB等制作会社
4. その他(個人やその他団体等・Crevo株式会社)

依頼主の中には動画制作に関する知見がある方もいれば、制作自体初めての方、ITリテラシーが高くない方もいらっしゃいます。
仕事依頼を掲載している企業ごとはもちろん、部署や担当者ごとでもその状況は全く異なります。

各依頼主で細かな違いもありますが、まずはよくある傾向を把握し、応募時のアピールに活かしてもらえればと思います!

1. 事業会社

ここでは、わかりやすく広告業界における定義を参考とさせていただきます。

広告業界において「事業会社」と言う場合、広告会社との対比で自ら事業を行う企業体、つまりはアドバタイザーのことを指します。(中略)
主体性をもって商品・サービスを企画し、また自身の予算を投資して広告・マーケティング戦略を実施・実行する点に広告会社とは異なる、事業会社の特徴があります。

出典:宣伝会議デジタルマガジン 事業会社と広告会社で働く違いって、何?

事業会社では、自社が提供する商品・サービスの紹介動画、採用向けのインタビュー動画、社内業務効率化のためのマニュアル動画制作など、多様な用途での依頼があります。

依頼内容から見る特徴や傾向

VideoWorksでは「全体依頼」という形で、動画の構成から編集・納品までの一連の流れ全てを依頼されるケースが多いです。
(企画は社内で作成し、それを具体的な構成・演出に落とし込むところから依頼するようなケース)

「イベント販促用のサービス紹介動画」、「採用ページ掲載用のインタビュー動画」「営業用のインフォグラフィックス動画」…etc、
作りたい動画は明確にあるものの、その動画の構成や表現方法等の詳細は定まっていないため、クリエイターからの提案を望んでいたり、一緒に詰めていきたいという場合もあります。

さらに、「参考動画がない」ということも珍しくなく、仮に持っていた場合でも「なんとなくイメージに近い」というように、参考にしたい内容が具体的に言語化されていないことも多くあります。

応募時の注意点やポイント

会社や部署としては動画制作経験があるところが増えてきていますが、担当者ベースではまだまだ初めての方も多い傾向にあります。
そして、多くの担当者が「プロの意見が聞きたい。より良くするための提案が欲しい」と思っているため、そこにしっかりと応えることがオファーへの第一歩になります。

そのため、事業会社の仕事依頼に応募する際には、
企画の目的や用途、媒体等に合わせて提案を組み込む
参考になりそうな動画をクリエイター側から提示してあげる、
相手の状況や動画制作のリテラシーを想定して丁寧にコミュニケーションを取ることをポイントにアピールをしましょう!

2. 動画制作会社(映像制作会社)

ここではテレビ・WEB等の媒体や企業規模は問わず、さまざまな映像を制作する企業体とさせていただきます。(TV番組・CMからWebCM、YouTube番組等の映像全般)

依頼内容から見る特徴や傾向

VideoWorksでは「部分依頼」という形で、撮影のみ、編集のみ、のように制作工程の一部を依頼されるケースが多いです。
その背景としては、「社内のリソース不足」や「表現手段の拡充」などが挙げられます。

社内リソース不足解消を目的とした制作会社の活用事例:
規模の大きいCM制作を中心に請けていた制作会社が、YouTubeをはじめWEBを中心とした動画の相談も増えてきたことでリソース不足が生じ、外部パートナーを探すためにVideoWorksを利用

表現手段の拡充を目的とした制作会社の活用事例:
WEB動画を中心とした動画需要の増加に合わせて、外部パートナーとチームを組むことで、クライアントへの新規提案の幅を広げていきたいという狙いから、VideoWorksを利用

また、制作会社は基本的には昔からの繋がりなど、「過去に一緒に仕事をしたことのある、やりやすいクリエイター」にまず相談されることが多いです。

そのため、VideoWorksのようなプラットフォームで募集があったときには、その「一緒に仕事をしたことのある、やりやすいクリエイター」のリストに入るチャンスと考えることもでき、継続的な依頼に繋がる可能性もあります。

応募時のポイント

依頼内容に対して、実績や経験、スキルが十分に満たしていることはもちろんですが、その担当者にとって「やりやすいクリエイター」と捉えてもらうことも重要な要素です。

早いレスポンスや柔軟な対応、丁寧な進行など、『コミュニケーションの取りやすさ=仕事のしやすさ』として、"コミュニケーションの相性"も重視される方が多いため、応募文やその後のオンラインでの打ち合わせ等のやり取りから、より一層意識してみてください!

3. 広告代理店・WEB等制作会社

広告代理店については下記を引用させていただきます。

広告代理店とは、広告主(広告を出稿したい企業)や媒体社(広告枠を持つ企業)の広告活動を「代理的に行う」ことを仕事としている企業です。

出典:メディアレーダー 広告代理店とは?媒体社との違い

その中には、広告主のコミュニケーションプランニングや媒体の売買などさまざまな広告活動と、それに応じた職種がありますが、
VideoWorksでは主にクリエイティブコンテンツの制作を担う方の利用が多くなっています。

WEB等制作会社については、HP制作会社や印刷会社、デザイン会社など、主に動画以外のクリエイティブ制作を中心に請け負うような企業体とさせていただきます。

今回、大きく4つのタイプに分ける上で、広告代理店とWEB等制作会社を併せている理由としては、依頼に至る背景や依頼内容が共通する傾向を持つためです。

依頼内容から見る特徴や傾向

VideoWorksでは「全体依頼」という形で、動画の企画から編集・納品までの一連の流れ全てを依頼されるケースが多いです。

例えば、「プロモーション施策を行なう中で動画制作もすることになったので、その動画の企画提案からご相談したい」や、
「現在◯◯関連サービスを行なう企業のHPリニューアルの相談を受けており、そのHP掲載用の動画を相談したい」というように、
プロジェクトの中の一コンテンツとしての動画制作の位置付けになり、用途以外の内容が決まっていないため「企画提案」から相談したいという傾向があります。

VideoWorks利用の背景としては、動画制作会社と同じように、
「動画を活用したPR需要の増加」や、それに応じて「表現の幅を広げていきたい」、「内製化が難しい」等があります。

応募時のポイント

用途や媒体などは決まっているものの、動画の内容などの詳細までは決まっていないことも多いため、クリエイターさんからの提案を求めていることが多いです。

プロジェクト全体の目的を理解した上で動画の提案内容に落とし込むことや、他社での類似実績(同じような目的をもとに制作した他社実績や、同業他社との制作実績等)を伝える…etc

依頼内容に記載されていることにしっかりと応えることはもちろん、
その上で相手の意図を汲み取りプラスオンでの提案を組み込むなど、
依頼主と同じ目線で一緒にエンドクライアントに向き合う姿勢がオファーに繋がるポイントになります!

特に広告代理店はさまざま案件を抱えています。
一度の応募で採用につながらずとも、「あの時、良い提案出してくれていたから今回もお声かけしよう」、「同業界の実績持っていたから相談してみよう」のように、他の案件に繋がっていく可能性を意識したコミュニケーションも取ってみてください!

4. その他(個人および団体・Crevo株式会社)

最後にその他という形では、個人利用やその他団体(非営利団体等)、そしてCrevoについてもご紹介させてください。

個人の方でもアパレルやハンドメイドなど商品・サービスを持っている方も増え、商品紹介の動画制作やYouTubeチャンネル運営、団体においてはオンライン・オフライン問わずイベント動画制作の相談も増えています。

依頼内容から見る特徴や傾向

多くの方が動画制作の経験がない、または自身で作ってみたものの、理想通りに作るには知識やスキルが足りず、外部へ依頼する傾向があります。

動画制作経験がない場合には、「全体依頼」という形で、構成から編集・納品までの一連の流れ全てを依頼されるケースもあります。
対して、自身で動画制作にトライしているような方の場合には、「部分依頼」という形で、すでにある写真・動画素材を提供(必要に応じて自身で撮影)し、編集のみをお願いしたいというケースもあります。

どちらの場合でも、動画制作における工程や役割などはわからないという方が多いため、どんな依頼でもクリエイターが積極的にディレクションする必要があります。

応募時のポイント

事業会社の際にお伝えしたポイントと同様に、
提案を組み込むことや、参考になりそうな動画を提示してあげること、相手のリテラシーを想定して丁寧にコミュニケーションを取ることが重要です。

Crevo株式会社について

Crevoは「動画新時代のクリエイター経済圏をつくる」をミッションに掲げ、クリエイティブの価値が最大限発揮されるインフラの構築を目指しています。動画についてのあらゆる知見を備えた総合クリエイティブカンパニーとして、日本最大級の動画制作サービス「VideoWorks」や、グッドデザイン賞を獲得した制作管理ツール「VideoWorksクラウド」といったサービスをはじめ、大手企業からスタートアップまで2,000社以上の動画制作実績を誇るプロダクション機能をご提供致します。

Crevo株式会社では「VideoWorks」だけでなく、動画制作支援サービス「Crevo」(プロダクション事業)も提供しています。
その「Crevo(以降、プロダクション事業を指す)」では、VideoWorksのクリエイターネットワークを活用し、案件ごとにクリエイターをアサインする体制を取っています。(※「Crevo」と「VideoWorks」では事業部が異なり、運営するスタッフも異なります)

つまり、「Crevo」はVideoWorksにおける利用ユーザー(依頼主側)の側面もあり、VideoWorks上でも多くの案件を掲載していることから、「その他」として今回紹介させていただきました。
(※依頼主の記載欄が「Crevo株式会社」となっている仕事依頼が該当)

ぜひ「Crevo」の仕事依頼にも積極的にご応募ください!

*注意点
プロダクション事業部では、他の依頼主と比べて圧倒的にクリエイターの登録情報や応募文を確認する機会が多いです。
そのため、どの仕事依頼でもテンプレートのように同じ内容で応募している方や、自己紹介のみの方には、しっかり依頼内容を読んで理解して応募いただけているのか不安になり、メッセージを見送ることもあります。

 「Crevo」に限らずではありますが、一件一件の依頼内容に沿った応募をおすすめします!

5.さいごに

今回、大まかな傾向をご紹介してきましたが、
あくまで多い傾向のため、当てはまらない依頼主もおり、それぞれで細かく異なってきます。

そのため、依頼主ごとに状況や背景が異なることを理解し、同じ目線に立って、ひとつひとつに合わせた提案・アピールをしていきましょう!

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