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BSC上のオールインワンソリューション「Sphynx」

DeFiオールインワンソリューション「Sphynx」について紹介する記事です。なお本記事は、紹介した企業・クリプトへの投資勧誘、投資助言を目的としたものではありません。


Sphynxについて

Website : https://sphynxlabs.co/
Swap:https://thesphynx.co/swap
Twitter : https://twitter.com/SphynxLabs
Telegram : https://t.me/sphynxswap
Medium : https://medium.com/@SphynxSwapCo
Telegram(Japan):https://t.me/SphynxJapan
Twitter(Japan):
https://twitter.com/sphynxjp

Sphynxは、スワップ、ファーム、ステーキング、ホールドなど、DeFiにおけるさまざまなことを可能にするオールインワンソリューションです。資産を常に監視できる統合型のウォレット、ダイナミックチャート、ファーム、ステーキングポータルなどの各機能が含まれます。プラットフォーム独自のトークンとして $Sphynx を発行しており、プラットフォーム内での手数料、ステーキングなどのユーティリティーがあります。トークンアロケーションは次の通りです。

プライベートセールでは 287,500 $SPHYNX / BNB のレートで販売し、300BNB調達しました。その後プレセールをDX Saleで行い 250,000 $SPHYNX / BNB のレートで販売し、資金調達を完了しました。パブリックセールの前に行われたセールで調達した資金は、パブリックセール時の流動性提供やマーケティングの用途で使用されることになっています。

$SPHYNX はBinance Smart Chain(BSC)上でローンチされており、パブリックセールはPancake Swapで実施されました。また、$SPHYNX の取引(Swap)には11%の手数料がかかる仕組みなっています。こちらの手数料が主に運営の収益となっており、Sphynxの発展のために利用されます。内訳は次の通りです。

5% 開発費用:プラットフォームの開発、NFT関連の開発など
5% マーケティング費用:AMAなどの実施費用、広告費など
1% 宝くじ(Lottery)の賞金:宝くじの賞金としてプールされます


それでは次にプラットフォームの各機能について見ていきます。各機能の名称は次の通りです。

・SPHYNX WALLET
・SPHYNX SWAP
・PAPYRUS CHARTING
・PYRAMID FARMING
・STAKING POOLS
・SPHYNX PAD

SPHYNX WALLET

SPHYNX WALLET

プラットフォームにメタマスクなどのウォレットを接続すると、ウォレット内のトークンを現在価格とともに確認することができます。他のプラットフォームでは価格を反映してくれないようなトークンでも価格を反映してくれています。しかし注意点があり、画像上のMNEBのようなウォレットに勝手に送り付けられてくるようなスキャムトークンも表示してしまいます。これらの価格を信じてしまい、Approve、Swapしてしまうとウォレット内の他トークンが盗まれてしまう可能性が高いので無視してください。ユーザー保護の観点から、Sphynxはこれらのトークンを表示しないようにするように改善することが必要ですね。

SPHYNX SWAP & PAPYRUS CHARTING

SPHYNX SWAP & PAPYRUS CHARTING

ウォレットを接続するとプラットフォーム内で任意のトークンをSwapすることができます。また、その時にチャートを同一画面で確認することができます。Pancake Swapなどの他のDEXの場合だと、チャートを確認するために他サイトを開いて確認する必要がありますが、Sphynxではそれらが1つの画面で完結します。これは多くのユーザー(トレーダー)のわずらわしさを解消してくれます。

そして他のDEXと同様にスリッページの設定も可能です。スリッページの推奨設定は、11%の手数料が徴収されることから12~15%とされているので注意が必要です。Sphynx Swapの取引手数料は0.1%に設定されており、Pancake Swapの取引手数料0.25%より安く設定されています。また現状では $SPHYNX の取引に関してのみですが、取引手数料の50%は蓄積されていき、7日ごとに $SPHYNX ホルダーにBNBで分配されていきます

Swap及び流動性の提供は、Sphynxプラットフォーム自体またはPancake Swapのどちらで行うかを選択することができます。

PYRAMID FARMING

PYRAMID FARMING

Sphynxプラットフォーム自体に流動性を提供する場合、ファーミングの対象になるので、 $SPHYNX を掘ることが可能になります。現在は、「SPHYNX-BNB」「SPHYNX-BUSD」のペアのみがファーミングの対象になっています。まだローンチして1か月ほどなので、流動性はそこまで多くないですがその分高いAPRを維持しています。


STAKING POOLS

STAKING POOLS

流動性提供によりインパーマネントロスが怖い場合は、$SPHYNX を単一でステーキングすることも可能です。オプションは2つ用意されており、ステーキング報酬で得た $SPHYNX を自動で再ステーク(複利運用)するかどうかを選ぶことができます。ただし注意点として、「Automatic restaking」ではステークして3日(72時間)以内にステーキングを解除すると、アンステーク手数料として0.1%が徴収されます。3日後以降はアンステーク手数料は発生しないのでご安心ください。


SPHYNX PAD

SPHYNX PAD

新規トークンをローンチするためのローンチパッド機能も有しており、すでに4つのプロジェクトがローンチ済みのようです。サポートしているネットワークはBSC, Ethereum, Polygonの3つです。300,000 $SPHYNX 以上またはScion Sphynx NFTを保有していると、ホワイトリストを獲得できる仕組みになっています。また、ローンチパッド機能に関連して大手セキュリティ監査会社のCertikと提携しています。この提携はローンチパッド自体のコード監査及び、ローンチされるプロジェクトを監査することで、ユーザー保護を実施しています。

監査レポートはこちら:https://www.certik.com/projects/sphynxtoken


今後の動向について

ChainLinkの統合

ブロックチェーン業界をリードする分散型オラクルネットワークであるChainLinkを統合して、プラットフォーム機能を強化することを1月15日に発表しました。

・Chainlink VRFを使用したミニゲームの開発
・Chainlink Keepersを使用し、DEX注文の自動化
・Chainlink Price Feedsを使用し、安全で信頼性の高い価格データを反映

特にプラットフォーム内での価格情報がChainlink Price Feedsを使用して、上述のスキャムトークンの価格問題が改善されることに期待したいです。


KudasaiJPでのAMA開催

日本が誇るクリプトコミュニティ「CryptoKudasaiJP」のテレグラムグループにて、2月15日(火)21時からAMAを開催することが決定しています。こちらの記事で予習の上、みなさんドシドシ参加してください。

CryptoKudasaiJP:https://t.me/KudasaiJP


まとめ

オールインワンソリューション「Sphynx」について紹介しました。まだまだBSCではこのようなプラットフォームが多く勃興している黎明期であり、PancakeSwapのように安定したユーザー数を獲得しているプラットフォームは多くはありません。Sphynxがこの2022年でどのようなアプローチをしていくかによって今後のユーザー拡大に繋がっていくでしょう。NFTの発行も行っているので、それらをどのように活かせるかも鍵になっていくと予想されます。


執筆者:ビニール

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