まだまだ続くよ無敗記録
1ヶ月ぶりの現地だったということでこのnoteの更新も1ヶ月ぶりということになりました。
パリ五輪が開催される影響でJ2は今節を持って数週間の中断となるので是非ともアウェイで勝ちを収めて良い雰囲気で少しばかりの休息を取れたらなとチーム全体が思っていたと思います。
相手は甲府で前半戦ホームで対戦したときはカウンターから先制を許したものの引いてきた相手に対して怒涛の攻撃からファンマのゴールで勝ち点を掴みましたが勝てたなと思わせてくれる試合内容だったかと記憶しています。
ホームで引き分けたことも踏まえてこのアウェイで絶対勝とう！という意気込みでチームもサポーターも乗り込んだ試合でしたが、早速振り返っていきたいと思います！
盤石な戦いが出来た前半
スタメンは前節の熊本戦と同じ11人でした。
長崎が予想通りにボールを保持する時間が多くなり甲府は5-4-1の守備陣形を形成して長崎を迎え撃つという構図で甲府は長崎の隙を見てカウンターを試みる攻撃が主となっていました。
長崎が何度も何度も左右に揺さぶりを掛けるもしっかりとしたブロックで微動だにしない甲府の守備はほんとに厄介でしたね。加えてGK渋谷が怪我から復帰したということもあり、彼が上手く守備陣を統率出来ていたのではないかと思っています。
得意なサイド攻撃が上手く封じられたもののエジガルの巧みなキープや回数こそ少なかったもののマルコスのスピードを活かしたり相手のミスを突いたりとジワジワと圧を掛けることは出来ていました。
そして待望の瞬間は前半ATでした。秋野のふわりと浮かしたボールは通らなかったものの走ることをやめていなかったヨネの足元にボールが転がり込むとすかさず大にパス、それをしっかりと大が利き足とは違った右足でまたもや決めていい時間に成功することが出来ました！得意の甲府相手に今回も決めた大はもう甲府キラーと言ってもいいでしょう！笑
ちなみに大がネットを揺らした瞬間は反対側だったため見えにくいかつ大が大きく喜ばなかった(笑)ためにゴールが決まったかすら分からず、若原の反応でようやく決まったんだなと分かりました笑DAZNでも決まった瞬間の2,3秒後に歓声が上がっていたことが分かって貰えるんじゃないでしょうか。笑
前半終了間際という素晴らしい時間帯に先制することが出来たのは後半を進めていく上でとても有利な材料になるのでほんとに大きい一撃でしたね！
公式の広報チョイスでも取り上げられていた朝陽vsアダイウトンの前半36分頃のせめぎ合いはほんとに痺れました、いやー朝陽強い！
やはり課題の後半の戦い方
前半終了間際に先制点を奪えたことは良かったですが後半序盤という序盤にエジガルがクリアしようとしたものの相手クロスボールがそのままゴールネットを揺らしてしまったのは痛恨の失点でしたね。
右CBの関口がオーバーラップした動きによってボールホルダーへのプレスが緩まった瞬間だったので非常に勿体なかったなと思っています。
そして10分後にFKからのカウンターを受けて失点。長崎としては人数的には揃ってはいたとは思うんですけどファーサイドまで気を配ることが足りていなかったのかなと。形的にはサイドからサイドへ大きく揺さぶられたクロスから綺麗に折り返され先に反応されてしまったら後手に回ってしまったらそりゃウタカに決められてしまうのも無理は無いのかなという一連の流れだったのかなと思いますねー。
失点してからファンマや翼をいつものタイミングで投入しそれに加え天皇杯でゴールを挙げたナグや澤田を続々と投入してマテウスやマルコスを諦めたというよりは調子が上がって来た選手に託す選択を早めに決断を下した下さん。
それが裏目になったとは思わないけどファンマの負傷退場により10人での残り時間を戦うことを強いられてしまった長崎。なんとか立ち上がったかと思うも負傷した右足をかばいながらピッチアウトして担架で運ばれた姿を見ると厳しいんだろうなと。スポーツ選手に怪我は付き物と言いますけど個人的にファンマに怪我は無縁だろうと思っていたので軽傷で済んでいてくれっていう思いでしかないですね。
全員で繋いだ同点弾
AT突入前に解説を担当した小椋さんが"誰かが無理をしてでも崩しにいかないと"という言葉を残しておられました。前線にファンマというターゲットをアクシデントで失ったチームはFW櫛引を新たなターゲットとしてプレーすることを決断。
FW櫛引にボールを集めることで競り合いの落としからゴールを狙い続ける長崎。それが結実したのがAT目安の時間を越した時でした。いつ終わってもおかしくないタイミングでヨネがクロスを挙げる、澤田が逸らす、朝陽が競り勝つ、櫛引も競り勝つ、そこにいた澤田が気持ちで押し込む、もう何が起きたのかはほんとに分からなかったけど一斉に歓声が湧き上がったときはゴールが生まれたんだなとほんとによく分からんゴールでしたね、、、
最後まで諦めない姿がこの澤田のゴールを呼び込むことが出来たと思っています！ほんとに最高でしたよ！！！
あまり誰も触れてないな〜って思ったんですけど、最初のクロス触ってたの澤田だったんだって試合見返してて思いましたね、巡り巡って澤田のところに溢れてくるあたり持ってるなとか調子良い選手のところに集まるんだなって思いましたね。
この試合は長崎駅のかもめ広場でパブリックビューイング開催されてて、その同点弾のシーンの盛り上がりを公式や参加されてた方のツイート見ましたけど凄い盛り上がりでしたね！現地と同じような盛り上がりで良い雰囲気だったのが伝わって来ました！
(DAZNでは甲府の監督の悔しがる様子映ってたけど良かったら長崎のゴール裏とかベンチの様子も映してくれてたら嬉しかったなーなんて思いました笑)
ATのあれこれ
まぁ普通にAT過ぎてんじゃんとか主審長すぎとか言われてますけど(この主張はほんとに分かる)、いつ終わっても良いタイミングだったかと思います。でもATの経過を見ていっても甲府側がAT入った瞬間に選手交代を行ってて、交代で退く予定の選手がピッチに座り込んで入る予定の選手が担架要求する姿があったように時間を掛けていましたよね、時間にして1分程度は時間稼いでいたかな。なので必然的にATは延びた。ATはあくまでも目安なので、AT中に時間が止まればもちろん延びます。それで長崎のゴールが生まれたので水戸戦同様に長崎があーだこーだ言われるのは全くもって論外なので当事者としては嫌ですね、ほんとに。
ですが自分たちがやられた立場だったら同じようなこと言いかねない可能性もありますのでそこをグッと堪えたいところですね。
試合終了の整列のときに審判に対するブーイングが飛び交ってて長崎ゴール裏はそれが何なのか分からずに対抗してめちゃくちゃ喜んだのは楽しかったですね笑
後半戦に期待すること
パリ五輪の関係により3週間ほどJ2は中断期間に入りますが(中断前を前半戦、中断明けを後半戦と呼びますね)、前半戦を戦い終えたJ2全チームで一番試合を行ったのは長崎だと思うのでとにかくこの中断中にしっかり休息を取って欲しいですね。しっかりと休んでから後半戦もフルパワーで戦って欲しいです！
あと補強がどうだーとか思う方もいると思うんですけど現状はないのかなと思ってて、ファンマの状態がよく分からないですけどジョップが復帰したのでジョップの覚醒を期待ですね。でもフロントが決定することなのでファンマの状態に合わせて1枚取ることも考えられると思っています。怪我人の回復具合が順調に進むことを願うばかりだしあとはインパクトメンバーの突き上げに期待して水戸戦どのようなメンバーで来るのかも楽しみですね！
ここからが本題ですね、みなさん感じていると思うんですけど後半戦の戦い方は要改善ですよね。この部分やり方を変えるのか選手を入れ替えるのか。現状だと長崎は前半に先制パンチで殴り続けて後半戦は相手の状況に合わせてしまってる感が強いですよね。後半を前半のような戦いが出来れば良いですがHTで相手は指示を加えて変化を出してくるのでそこに上手く対応することが出来るかどうか、ここは下さんたちに任せるしかないのでリーグ後半戦は注目していきたい部分ですね。照山を獲得しているのでいつどのタイミングで櫛引と田中の鉄板コンビを崩しに掛かってくるかも注目です！
6月からのアウェイ戦(水戸、仙台、徳島、甲府)と劇的な試合が続いていますがかなり苦しんだ状況、展開でも勝ち点をしぶとく掴んでいるのは評価に値すると思います。でもアウェイで勝ち点3を持って帰りたいですよね。現在アウェイでは3試合連続ドローで次アウェイを戦う相手は横浜FCです。ましてや今節の結果で首位を奪還された清水との対戦もアウェイです。清水はホーム無敗です。やっぱり昇格優勝を争うライバルですので引き分けは共に前進するだけなのでアウェイとはいえしっかり勝ち切って長崎だけが前進していきたいですよね。
総括として話すと、ホーム戦では盤石な戦いが出来ているため後半戦で大事なのはアウェイ戦、特にアウェイ戦での試合後半の戦い方が昇格優勝に向けて最重要になると考えています。
あと中断中に様々なコンテンツを公式さんが用意しているのかなと思っています。その第一弾として飯尾の密着動画が上がりましたね！皆さんはもう見ました？自分はまだ見れてないのですが映画並みの時間だったのでとても楽しみです！それにファン感が開催されますよね！昨日チーム分けが発表されてたみたいですし着々と進んでいるみたいでこれもまた楽しみですね！参加される方は楽しまれて下さい！下さんと朝陽が別チームだったので筋肉対決とかあるのかなと予想しておきます笑
最後に
昨年からほぼ同時期にnoteを書き始めたかみたたん先輩が今回を持って終わるという話を聞きました。毎回楽しみに読んでいたので残念ではあるのですがかみたたん先輩のnoteが愛されていたように自分も更に愛されるように昨年と比べて更新頻度は減ってしまっていますがもっともっと精進していきたいなと思っています。これからもよろしくお願いします！
今回も読んで頂きありがとうございました！
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