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イノベーションは習得できるスキル


外資系に入る前、今から15年前MITのプログラムを取りました。それまで日本企業の仕事しかしていなかった私にとって目から鱗が出る体験でした。
なかでも”イノベーション”についての考え方が今でもかなり影響されています。少しシェアしてみます。

私たちは天才のアイデアに魅了されていますよね。スティーブ・ジョブズやエジソンのような人物を見て、「彼らは生まれながらにしているに違いない」と思うことでしょう。
でも、イノベーションは本当に生まれつきのものなのでしょうか?私たち全員が電球を普及させたり、電話を再発明したりするわけではありませんが、もっと革新的になることはできるということを習いました。

イノベーションは多くの産業にとって生存の基本条件であり、自然な才能として測定(ましてや教えること)できないという考えは、私たち自身や私たちの企業をより革新的にするための投資を避ける口実に過ぎないというのです。

イノベーションは創造性ではない
イノベーションと創造性は関連していますが、同じではありません。創造性はイノベーションプロセスの一部のステップを助けますが、イノベーションは新しいアイデアを発見し、それらから最大限の価値を得るためのツールを活用することに関係しています。イノベーションは、厳密な分析を中心に行われるプロセスであり、実践することで向上させることができます。

知性と感情の両方が重要

問題に対する感情的な反応は、これが一番大事な点であると思います。問題に直面したときに感情的に閉ざされる人は、革新的な解決策を見つける可能性が低いです。
問題をイノベーションの機会として見ることができる冷静な反応を持つ人々は、それに応じて行動する可能性が高いです。

これも練習と学習によって向上させることができるスキルです。
イノベーションは自然な才能としてではなく、開発できる能力として捉えることの重要性を理解することが、私たち個人や組織がより革新的になるための鍵です。イノベーションへの投資と努力を惜しまないことが求められています。

参考書

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