私がVtuberになった理由と、VRと建築

noteをご覧の皆さん、こんにちは❗バーチャル建築コンサルタントの住場みやこです❗

今回は、私がvtuberになったきっかけと、VRと建築業界について書いていこうと思います。

自分語りが多くなりますので、不快な方はスルーして貰えれば幸いです。

1.始まり

まず、私がVtuberとなったきっかけは、元々建築のお仕事をしている中で3Dモデリングにも挑戦してみたいなといったところでした。

元々はsketchupでモデリングを練習してましたが、いろいろ情報を仕入れているうちにunityがタダで使えると知ったので、unityを練習しようと考えたのが沼へ踏み込んでしまった始まりです。

最初は建物だけだったのですが、やはり建物があれば人を配置したくなりますし、人を配置すれば動かしたくなるわけで、動かし方を調べているうちにアバター欲しいな…と無限に3D欲が出てきてしまい、ついにはVになってみたという訳です。

2.建築屋から見たVRの発展

さて、この令和の現実世界ではやれ3DだVRだと盛り上がりを見せておりますが、ホントに平成の世から比べてかなり雰囲気が変わったと感じてます。

今でこそ、3DCGやバーチャル空間という概念は世の中に浸透し、私達の生活に身近になってますが、私が就職したばかりの2007年頃はまだゲームやアニメの中の世界、というイメージでした。

建築業界では3DCADもあることはあったんですが、いかにもCGって感じのレベルのレンダリングしか出来なかったにもかかわらず、当時私が勤めていた、地方の設計事務所では珍しいぐらいで、関心も低かったです。

その5年後くらい、2012年頃からBIM(Building Information Modeling、3Dモデルに構造体や設備、数量に金額など様々なデータや情報を含んだモデルを扱うシステム)が次第にメジャーになってきたことで、バーチャル空間における建築表現がかなり豊かになり、3Dで色々なことをシミュレーションできるようになって、デザインだけでなく構造との取合いなんかも設計段階で検討することが可能になりました。(大手の設計事務所はもっと前からBIMを取り入れた設計をしていたと思いますが、地方の中小事務所ではBIMは意識高いみたいな感じで、まともに使おうとする人はほぼ居ませんでした)

さて、その後は徐々に業界にも3Dの概念が広まっていくのですが、2016年にバーチャル空間の概念が大きく変わる出来事が起きます。

OculusRiftとPSVRの発売によって、VRがようやく私たちの手の届く存在になり、VR元年と言われるようになりました。

これの何が革命的かというと、これまでの3DCADやBIMはあくまで現実の建築を設計するためのツール、という位置付けでしかありません。構造や光の加減、素材のテクスチャなど、現実世界に有り得ないようなデザインとすることはBIM上では出来ますが、現実に建てることが出来ないのであれば、シミュレーションとしての機能しか果たさないので、意味を成しません。

しかし、VR機器によってバーチャル空間を現実世界で体感できるようになったことで、バーチャル空間における建築という概念が生まれたと言えます。

何しろ非実在の建築ですから、物理法則を無視した構造も可能ですし、現実世界には有り得ないデザインを生み出すことが出来るわけです。

例えばですが、シュルレアリスムの絵画に出てくるような構造物も創り出すことが出来ますし、宙に浮いた建物だって可能です。(可能だからといって意味があるかは分かりませんが)

3.Vtuberとなった理由

私がVtuberとなった理由としては主に2つあって、1つ目は自己紹介動画でも言っていますが「不老不死になりたい」です。

「何かヤバいこと言い出したぞ」と思われるかもしれませんが、現実世界の私はもちろん1人しかいませんが、バーチャル世界にも"私"がいれば実質不老不死になれるじゃん…と昔から考えていました。中二病を未だに患っていますね、すみません。

ジョジョ第7部の大統領みたいなイメージでしょうか、平行世界を行き来するみたいな。バーチャル空間はもはや”別のもうひとつの世界”でもあると思います。

ピクシブ百科事典:D4C https://dic.pixiv.net/a/D4C

3Dプリンタや3Dスキャナも消費者向けに出てきたことで、現実世界とバーチャル世界の関係は、本当にSFの世界にまで手が届くところまで来ていると思ってます。ドラえもんの秘密道具が現実になる日も遠くないのではないでしょうか。

3Dプリンターで造った住宅(©Business Wire)

2つ目の理由ですが、やはり技術者である以上は自身の修行のため、バーチャルアバターを通じて見識を広げたい、という理由です。上でも述べましたが、バーチャル空間の建築という概念が出てきた以上は、それを避けて通れないと思いますし、バーチャル空間を通して新しい建築の表現が出来るよう、現実世界にフィードバックできるようになりたいものです。

あとOculusQuest2欲しいです。(切実)

終わりに

そんな理由で、Vの世界に飛び込んだ訳ですが、色々なVの先輩方のおかげで今の私があります。本当に感謝しています🙇🏻‍♀️

unity難しいのでなかなか動画が進みませんが、皆さんの配信見ながら楽しく作業しています、いつもありがとうございます😄

以上、まとまらない文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました❗

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