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桐生ココ Vtuber卒業の一つの理想形

※桐生ココの卒業理由は明言されておらず、筆者の想像が含まれております。

まず、筆者は桐生ココ(以下会長)個人を熱心に追っていたわけではなく、ホロライブ躍進の立役者である側面および配信者としての才能に関心している部類のリスナーであり、特にたつのこにとっては共感できない記事になっているかもしれないことご了承ください。

タイトルの通り、会長の引退はVtuberの卒業の一つの理想形なのではないかと感じている。外部の事情が絡んでいる可能性がある引退が理想な訳が無いという反論がありそうだが、以下の理由から外部事情を差し引いても理想の卒業なのではないかと考える。

①Vtuberは全員、いつかは卒業する。
当たり前だが、今活動しているVtuberはいつかは確実に卒業を迎える。それがこのタイミングだっただけで、卒業の良し悪しに早さは関係ないと思う。魂としてやりたいことを、Vtuberとしてすべて夢をかなえられる人はほぼいないと思っている。だから次のステップに進むために卒業する人が多い。
「誰にも言えずに描いた夢がたとえ叶わないとしても」という思いを、相棒が作詞した曲に乗せて伝えてもらえたリスナーは幸せなのではないかと思った。

②これ以上ないほどの円満卒業
Vの卒業の中には、Vtuber同士の関係性や運営との信頼関係、リスナーとの関係、数字の問題などマイナス要因で卒業する人もいるだろう。会長はこれらの一般的なマイナス要因での卒業ではないことをしっかりと明示して去ることを意識しているし、そうであると1リスナーである私に感じさせている。国を問わず様々なホロメンとコラボし、ファンサを歌い、YAGOOと対談し、キリバン登録者耐久配信をする。卒業宣言をしてからここまで丁寧に自分の箱の今後のためにやれること全てやる姿勢のVtuberは見たことがない。特にYAGOOとの対談はエンタメとしてもかなり面白いし、今後のホロライブの発展のためにもとても重要な動画であり、卒業間際にこの企画を行う会長の配信者としてのセンスには感銘を受けた。勿論このような様々な配信は高尚な理由だけでなく、自分がやり残したことをなくすという側面もあることは理解している。

③そして伝説へ
まず、会長がホロライブ躍進の立役者なことは疑いようがない。朝ココやredditをはじめとするインパクトのある企画で新たな層を取り入れ、今非常に勢いのある海外勢との橋渡し役になるなど、ホロライブにとって非常に大きなことを成し遂げ円満卒業。これだけでも伝説になると思うが、加えてもう一点伝説になる要素がある。メタ的な話で申し訳ないが、桐生ココの魂が転生する確率は低いのではないかと思っている。(勝手に思っているだけで根拠なし)肌感覚ではあるが転生を行わなかったVはその後もコミュニティ内で触れられることが多く、「伝説の人」的な立ち位置になる確率が高い気がする。触れられないより「伝説の人」になる方が私は嬉しい。魂ではなく、一人のVtuberとして見たときに、「伝説の人」として触れられた時が引退したVtuberの唯一の供給だと感じているからだ。

④会長自身がこれ以上なく恵まれた卒業であると発言している。
これに尽きる。聞けて良かった。

以上が私がVの卒業の一つの理想形だと感じる理由だ。卒業自体は寂しいが、ここまでお膳立てしてくれたので、あとはファンが笑って送りだすだけだろう。


なぜこの記事を桐生ココ卒業ライブ前に書いたかって?頭では理想の卒業だと思いこんでいても、卒業直後にクールになれるほど大人じゃねえんだ。


桐生ココ卒業ライブ一時間後の追記:
素直に帰ってきてほしい。いつかまた4期生全員でステージに立ってほしい。

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