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永戸勝也

皆さんおはこんばんちは(アラレちゃん)           いやーこの挨拶は日夜問わず見れるインターネットでは最適とも言える挨拶ではないでしょうか。

今回のnoteでは19年12月11日現在様々なメディアで移籍が噂されているベガルタ仙台2番永戸勝也選手の今季私的No.1プレーを書いていきたいと思います。現代の文を書かない若者らしく乱文となってしまうかもしれませんがご容赦願います🙇‍♂️

VS横浜fマリノス戦

この試合は1-1 で引き分けた試合だった。

永戸勝也選手のゴールにより2019年シーズン王者の横浜fマリノスと勝ち点1を分け合った。私が思う彼の今季最高のプレーは自ら得点の起点となったの87分のシーンだ、この場面は彼が左サイドから中央やや右寄りにポジションを取るジャーメイン良選手へのサイドチェンジを行ったところである。(下動画参照)

https://youtu.be/rOMZnES0OF8

見て分かる通りパスコースが切られているところをスピンをかけ正確にパスを通している、通常ならば相手ディフェンス4枚味方が3枚のためサイドにボールを持ち運び味方のサポートを待つか、長沢駿選手にアーリークロスを入れる展開を今季のベガルタでは見られた。しかしながらこの場面では中央にボールを入れる選択を選んだ。これにより

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サイドにボールを運ぶのを阻止するため左アウトレーン・左ハーフレーンのスペースを消すディフェンス
(低画質で申し訳ございません)

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急に中央にボールを入れられたため守備のマークがズレ、右のペナルティエリア前のハーフレーンでフリーでボールを持つことができた。

守備が組織化された近代サッカーでは一本のパスで局面を変えることは難しいがこうも精度が高いボールを蹴られると守備のバランスが崩れてしまうという点において、ファンタジスタ・司令塔はサイドバックに置けという理屈がわかるプレーでもあった。

余談

ここで惜しかったのはジャーメイン選手のトラップからのコントロールに時間がかかってしまったことだ、時間にして1〜2秒程度だか2つの可能性が失われている。

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ファーストタッチ

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自分のコントロール下に置いた

できたプレー
①長沢選手へのスルーパス
上の写真でしっかりとコントロールができていればゴール前にループでスルーパスが出せた、下の状況になると長沢選手がパスが出ると予測して走っていたためスペースが無くなっている。

②ミドルシュート
コントロール出来ていれば相手が寄せることが間に合っていない上にキーパーの立ち位置から見てもミドルシュートが入る可能性があった。

閑話休題

この見事なパスを出した永戸選手のさらなる良い点はパスを出した後のスプリントである。逆サイドにパスを出した後そのまま立ち止まる選手は多く居る。そんな中相手は中央に通されたボールに対し全員がボールウォッチャーになっているその相手の大外を走りフリーで受けられるように準備をしていた。 

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その証拠にゴール前を指差し「そこへ出せ!」と要求しているのが分かる。個人的に相手守備の穴を見つけゴールに向かい駆け上がる姿に昨年で引退した菅井直樹氏がダブって見えたシーンである

完璧

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ジャーメイン選手からパスを受けたハモン選手がシュートモーションに入ったシーンである。この場面ハモン選手はシュートを選択したがループで永戸選手にパスを出せば1対1になれたシーンではあった。永戸選手はパスを出しそのまま前に走った、それだけで完全にフリーになっている。ピッチ上の選手の動きを読んだとも思える状況判断の良さ。あの場面でジャーメイン選手を見つけた視野の広さ、逆にこの場面から逆算してあのパスを出したのではないかとすら感じてしまう、プレーの先のビジョン。このパス&スプリントには永戸選手の良いところが詰まっている。

ゴール

素晴らしいパスを出したご褒美なのかハモン選手のシュートは右のポストを叩き左サイドバックの永戸選手の前に転がってきた。

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