見出し画像

【solaichi通信 DeFi編】: MATIC(Polygon)の入手法について

皆さん、暗号資産、NFT楽しんでいますか?
今回は"MATIC"の入手法について書いてみます。なるべく専門用語使わないで書くので読んでみてください。
※JPYCルートを追加しました


MATICとは

暗号資産のMATICは、イーサリアム(ETH)のスケーラビリティ問題を解決するために開発された「Polygon(旧:Matic Network)」で使用されるトークンです。

生成AI Google bardに質問「暗号資産のMATICとは何ですか?」

とありますがこのnoteでは深くは触れません。イーサリアムよりガス代が安い、Polygonチェーンでつかう暗号資産(トークン)と覚えておいてください。
NFTの発行においても、ガス代が安いので特典NFTで配布する際など使われますね。古くはMyCryptoHeros、直近ではSNPITというゲームもPolygonで展開されていますので詳細はぜひ調べてみてください。

さてMATICの入手法ですが大きく3つです。暗号資産自体がほぼ初めての方は1. の国内取引所で購入がお勧めです。手間がかかってもいいからなるべく手数料が安く済むのは2.の海外取引所を経由させる方法です。

  1. 暗号資産の国内取引所で日本円から買う

  2. JPYCを購入してスワップする

  3. 海外の取引所を経由してイーサリアムチェーンから転送する

  4. Defiを活用してイーサリアムチェーンからブリッジ&スワップする


1. 国内取引所で購入

まったく暗号資産を持っていない場合、国内の取引所で購入することになります。代表的な取引所はコインチェック、bitflyerやGMOコインですね。ただPolygonに対応しているのはコインチェックなど一部の取引所です。
もし開設していないのであればbitFlyerがいいかもしれません。brave browserと連携してBATトークンがたまっていきます。

https://bitflyer.com

(Polygonに限らないのであればGMOコインもお勧めです。出金手数料がかからないので。noteはアフェリエイトが貼れな…)

購入の流れは以下です。

  1. 口座開設

  2. 日本円を入金

  3. 取引所で購入

  4. 自分のウォレットに送金

口座開設や入金方法は各サービスの説明を読んでください。

注意点その1 購入場所

ごめんなさい。コインチェックのMATICは販売所でしか購入できる場所がありませんでした。。。以下は一般論としてお読みください


販売所ではなくて取引所で買いましょう。

  • 販売所…運営会社から暗号資産を購入。手数料分割高。

  • 取引所…ユーザー同士の売買。株式と同じです。板が薄いと取引できないですがメジャーなトークンであれば大丈夫でしょう。※コインチェックは「ホーム」です。

購入後、自身のウォレット(メタマスクなど)に出金してください。メタマスクの設定はまた別途。

注意点その2 出金

出金するのにいくつか注意点があります。

  • 最低額が設定されてることがあるので、こちらも確認してください。せっかく買ったのに手数料も引かれて足りなくて出金できない!なんてことも…

  • 出金先のアドレスを間違えないように!ここを間違えると二度と帰ってきません。最近は事前に登録するのですが、その際もコピー&ペーストしてしつこく確認してください。

  • 出金する際のチェーンを間違えないように。MATICはPolygonチェーンしか無いので大丈夫だと思いますが、ETHは色々なチェーンで使うのでよく確認してください。ここを間違えると自分のウォレットなのに無い!となります。(チェーン違いはだいたい助けられると思いますが)


2. JPYCを購入してスワップする

日本円を銀行振込することでJPYCというトークンを購入することができます。Polygonチェーンに対応しているので購入したJPYCをUniswapなどでMATICにスワップすることでも手に入ります。
これが一番わかりやすいかも…?


3. 海外の取引所を経由する(1)

入手方法その3は海外の取引所を経由してイーサリアムチェーンから転送する方法です。すでにイーサリアムを使える人向けです。

  1.  ETHやステーブルコインを海外取引所に送金する。なければGMOコインなどで購入。

  2. 海外取引所でETHやステーブルコインでMATICを購入

  3. メタマスクのPolygonチェーンアドレスに送金

海外の取引所はByBitなどがメジャーでしょうか。たまに使います。バイナンスは使いづらくなったのであまりお勧めしません…


4. 海外の取引所を経由する(2)

入手方法その4は海外の取引所を経由してイーサリアムチェーンから転送する方法です。すでにイーサリアムを使える人向けです。

  1.  ETHを海外取引所に送金する。なければGMOコインなどで購入。

  2. 海外取引所から"Polygonチェーンで"ETHをメタマスクに送金する

  3. メタマスクでPolygonチェーンの分散型取引所にアクセスしてETHをMATICに交換する

取引所ですることはあまりなく、入金が完了したらそのままPolygonチェーンで出金するだけです。

メタマスクに着金したら今度は分散型取引所にアクセスしてETHをMATICに交換(スワップ)します。
分散型取引所でメジャーなのはUniswapやSushiswapなどです。
注意点はスワップするのにもガス代でMATICが必要なので上で書いた方法で手に入れるか、極少額なので知り合いに送ってもらってください。


5. DeFiでイーサリアムから転送する

入手方法その5はETHの転送にもDeFiを使った方法です。こちらはDeFiの1つであるブリッジ機能を使用します。

ブリッジ機能を提供するDeFiはいくつか存在しています。
・Polygonチェーンの公式ページから
・Hashflow、Rango、Multichain、Hop Exchangeなど

どちらもイーサリアム→Polygonに暗号資産を転送できます。対象はETHや、USDCやUSDTといったマルチチェーンに展開されているステーブルコインです。
注意点はスワップ機能を裏で使用しているので、送り先のアドレスでガス代のMATICが無いと途中で止まってしまいロストする可能性があります。
高めのガス代がかかることもあり、現状上記の「2. 海外の取引所を経由する」をお勧めします。


終わりに

先日NFTでイベント参加証を発行しようとしたらMATICを持っていない人が多いと指摘がありました。

イーサリアムのスケーラビリティ問題が話題になり登場したサイドチェーン"Polygon"。古参でありながら意外とMATICの入手方法が知られておらず、持っていない人がいるということがわかり、noteを書いてみました。

皆様のWeb3ライフに輝きがありますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?