合成香料と天然香料の相性

香りが好きで、自分で調香をしてみたくて、さらに合成香料まで入手している人がこの世にどれ程居るだろう。
今回はそんな稀な人にしか伝わらないノートを書く🙄

自分で調香をしたい場合、天然香料と合成香料をどう使って行きたいでしょうか。
私の思惑はこう。
①入手性や安全性、天然と言うブランドや効能にあやかって天然香料を主体として調香しよう。
②天然香料で賄えない部分については合成香料を使用していこう。

そんなふうに思っていた。でも落とし穴があった。

通常、香料にはトップノート・ミドルノート・ラストノートの主に3種類の分類区分がある。
香料の揮発性により時間経過と共に消えやすい香りや残りやすい香り等違いがあるからです。

だけど天然香料と合成香料には、この香りの「持ち」に大きく差がある。具体的に言うと天然香料は長く持たない。
そんな中で天然香料と合成香料を混ぜてしまうとバランスが取れないのだ。

調香してバランスが良くなっていても、時間経過で合成香料の香りだけ残り、相対的にその匂いが強くなってくる。
普通のラストノートであれば初めは強く香らず、残った香りも消えていくが、最初から香り、なかなか消えていってくれない。

天然香料をベースとして合成香料が入ってくると、合成香料にはいわゆる「空気の読めなさ」を感じる。

多くの種類を試して居ないので認識が覆る事もあるかもしれないけど、今はこんな感じで悩んでる。




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