【歌詞全文】「キミのママになったよ」のおはなし
おはてん!
てんていです!
自分の曲語りシリーズ、
第3回は「キミのママになったよ」です。
歌詞全文と解説&思い出を載せますので、
良かったら読んでみてね。
歌詞全文
解説&思い出
勢いに任せて歌い切っておりますが、
大変にトンチキな歌詞ですね。
ですが、この歌詞は「僕の身に起きた100%の実話」です。
僕はVRChat自体は2020年の10月(quest2の発売月)に始めていたのですが、
所謂「いつメン」や「定住するコミュニティ」が見つけられず、2021年の始めまでは週一くらいで入って、Publicをふらつく程度の遊びしかしておりませんでした。
そんな中、たまたま入ったpublicインスタンスで、
この世界への興奮を目を輝かせながら語るデスクトップモードのVisitorユーザーの方がいました。
「この世界すげー!」
「皆んなかわいい!」
「皆んなと出会えて良かった!」
彼は明るく社交的で、遠目に眺めていた僕も巻き込んで会話をしてくれました。
そんな彼はその後、僕が初めてJOINをして会いに行ったフレンドとなり、(僕にとっての)初期のコミュニティの輪の中心の人物となっていきました。
曲中盤で使われているママ声(女声)も彼に心を許していく中で聞いてもらったもので、彼は非常に気に入ってくれました。
それから僕はアバターを通して女声を出す事を密かに練習していくことになりました。
大袈裟な話なのかも知れませんが、
あの時Quest集会場で彼と出会う事がなければ、
僕はVRChatを程なくしてやめていたかも知れないし、
てんていとして活動をしていくこともなかったかも知れないし、
てん子ちゃんとしてイベントキャストをやることもなかったのかも知れません。
全てが彼の存在から始まっています。
自分の活動の由来や源を誰かの存在に委ねるのは良くないのかも知れませんが、そういう面は少なからずある気がします。
「彼が僕をママと呼んでくれた事」が、
今の僕を生み出してくれています。
今は彼は生活の変化からVRChatに来る事はほとんどなくなり、SNSで言葉を交わすことも久しくありません。
寂しくないと言えば嘘になりますが、
輪の中心で輝いていた彼の事ですから、
今も別の場所できっと楽しくやっているのだと思っています。
僕はあれから
上手くいったことに翳りを落とすほど、
取り返しのつかない間違いがたくさん増え、
前ほどお気楽に胸を張って、
「貴方のママですよぉ」
なんて言えなくなってしまったけど、
それでも貴方がいつか言ってくれた
「俺のママは最高だ」
という言葉にまた応えられる自分を作り上げられる様、
一からやり直していこうと思ってます。
VRChatに来たばかりの頃の淡くもぶっ飛んだ思い出が閉じこもった
「キミのママになったよ」でした!
ここまでお読みくださりありがとうございました!
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