VRChatを2か月。振り返り。

タイトル通りです。VRChatに足を踏み入れ2か月が経過しました。
私は元々オンラインのゲームをいくつか遊んでいたので、特に抵抗なく仮想の世界を受け入れることができました。

ただ、最初からVR機器を購入するのは掛かる費用が高いと感じ最初はデスクトップで開始。
友人に案内をしてもらい、チュートリアルで操作や基本知識を確認。その折にサンプルとしてVRChatでは有名なアバター「薄荷」を着用することに。(誰でも着用できる無料の試用アバター)

左のミントカラーのアバターが鯰田。試用品なので足元にラベルが付く

ゲーム開始数分で自分が美少女となってしまった。Unbelievable…
そしてVRChatの体験はアバターだけでなく様々なワールドにもあると聞き、京を感じる和風な道や、美しく透き通る湖、地球が展望できる月の都などに行きました。

現在、リアルでは気軽に外へ遊びに行くこともできず、近くに行くにも気を遣ってしまい好きな服も買えない。着れない。
そんな中、まさに欲しかった環境がここにあるじゃないかと。
アバターは無料でも様々なものがある。気分で着替えられるし、高いクオリティや自分の趣味に合うものを選ぶならば買えば解決できます。ゲームとして新しい体験に感動しましたね。

そんなワールドを移動する度目に留まったアバターたちを思い出す。
様々な意味で整った男女。柔らかな毛並みの獣人、闘争を求めるのような重機。みんな理想を着て世界を歩いている。自由度が高い世界で「なりたい自分になれる」というのは本当のことかもしれませんね。
そしてこの体験を更に強いものにしたいと考えるのに時間はさほどかかりませんでした。(プレイ開始から4日ほどで陥落。時間にして4時間程度)

実際にVR機器であるOculus Quest2を着用し、アバターの姿をゲーム内の鏡で確認すると、まさに自分がアバターになったと感じる。これも強い衝撃を受けました。
自分の姿だけでも衝撃を受けているのに、ほかのプレイヤーと対面したらどうなるのか。当然ながらこれも震える体験となりました。
仮想世界で会う人々は表情豊かに私と話をしてくれますし、前述した様々な姿のアバターたちを目の前で見ることができるのだから。

そりゃあ感化されて自分も美男美女になるよなと。それが成りきりなのか、ロールプレイなのかはわからないけれど。この時に色んなプレイヤーがそれを選ぶ分岐点に立つんじゃないかと思いました。
私の場合はどちらにもならない中途半端なものですが、着る服によって気分が変わるのは現実と同じ。そしてある程度容姿に寄せたキャラクターとなるようで。
こうなると自分の好みに色々と変えたくもなります。自己顕示欲という怪物が脳で暴れまわり、手を動かす。
「薄荷」を購入し、色変え、着替え、髪型を変え…果てにはネイル、メイクまで。

最初の改変。髪と服の色変え、帽子を追加
髪型を変え、服の色を変更
これは最近。髪型を変え、アウターをカーディガンに

かなり雰囲気が変わりました。眼の色を変えたり眼鏡やネックレスなどのアクセサリをつけたり、表情を変えていくともはや原型がわからなくなるほどです。自由度よ…。

更に男性のアバター「松木」も購入しラーメン屋の兄ちゃんになったり。
もう歯止めがききません。バーチャル沼にずぶずぶと。

男性アバター「松木」ほんとにこう、松木って感じの容姿で好き
多様なアバターが一堂に会するのがもう面白い
バーベキューも似合う男、松木。絶対安全。

そしてそして、アバターたちに加えOculus Quest2のアクセサリ、PCのメモリ強化などをしていると………………

知ってたけどもそこそこの請求額がきた

はい。知ってましたけども。数字を見ると愕然とします。でもいいんですよ。昨年ずっと服を買うこともなく、外食もできずの毎日だったので。
この日のための貯金だったのだと。そう思うことにしました。
金額分は充分に楽しめると思ってますし、なによりクリエイターさんたちの設定している価格はかなり安価な方なので…
実際にblenderを触ってわかりましたが、3Dを制作するというのは知識と技術、そして根気が必要な作業なのでboothに公開されているアバターや衣装などの価格設定に驚かされます。中には無料のものもありますし…本当にお世話になってます…。

さてお金の話はともかく。
最近ではまた新しくアバター「ここあ」を導入し、薄荷の成長した姿をイメージした改変で遊んでいたりもします。

髪型、服装などを合わせて、大人びたイメージのためにネックレスを追加

単純にユーザーランクが上がったのでその成長という意味も込めてのアバターでした。
成長といえば、この2か月で多くの人と出会い、話をしました。
職業柄あまり人と話すことがなく、感情の変化に乏しい生活を過ごしていたのでVRChatには救われています。

昨今では「メタバース」という言葉がメディアに取り上げられたり、VR機器の普及があったりと、仮想世界自体の盛り上がりも見えてきました。
毎日がお祭りのように開催されるユーザーイベントの数々もあり、初心者の方々も楽しんでいる様子がSNSで伺え、とても良いですね。
私自身も何か、この盛り上がりに寄与できないかと思って活動をしているところです。

その最初の活動で、こちらのVRChatカレンダー企画に参加しのポスターデザインを担当しました。

3Dはまだ全然技術力がありませんが、2Dであれば力になれますので、何かしらイベントや個人的なお願いなどがあればご相談下さい。

と、宣伝したところで最近までたどり着きました。
綺麗な風景を撮ることにハマって色んなところを回っているうちに、多くのフレンドに囲まれてわいわいできたり、いろんなことを教えてもらったりと恵まれたスタートができたなと思います。

空を飛び、神社と美しい木々が見れるワールド
フレンドたちとバーにて

今年が始まりもう1か月が過ぎようとしていますが、本当に早かったなと思います。
この早さを感じる楽しい空間を共有してくれるフレンドさんたちに感謝。本当にありがとうございます。
時間を忘れて寝不足になりがちですが、みなさんもお気を付けて。

そして今後もtwitterで落書きやら創作やらをしていきますのでどうぞよろしくお願いします。
楽しくてカメラを忘れていることも多いので皆さんガンガン鯰田映ってるところを上げてくれると嬉しいです(他力本願寺)

乱雑に書き散らかしましたが取り留めがないのでこんなところで。また折をみて振り返ってみたいと思います。


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