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「Mobility_X」徹底討論 ~誤解だらけのDX,SX、2030年の新規事業を考える~途中までメモで少しずつ更新していく

2019年ぶりに渋谷のPlug and Play主催のイベントに参加してきました
その備忘録 途中まで作成したので 少しずつコンテンツ更新

Plug and Playとは

2019年1月この渋谷のPlug and Playで、このイベントを聞いていました この時期に開催されているCES報告会 三木アリッサさんがまだ無名でした

今回のPlug and Playは 昨年2022年12月15日に出版された以下の本の著者2人が登壇されていました

この本とてもよかったです
そこそこテクノロジーのことキャッチアップしているつもりでしたが、知らない会社が結構出てきます!

登壇されてお話されていた内容で気になった箇所をピックアップ
書籍の目次通りに登壇者2名が話を進めてくれました

モビリティX シリコンバレーで見えた2030年の自動車産業

著者のお二人はとても穏やかですが、現在の日本にかなりの危機感を持ってお話をされていました。

木村 将之氏


デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社 シリコンバレー事務所パートナー、取締役COO/Deloitte Private Asia Pacific Emerging Growth Lead Partner

2007年、有限責任監査法人デロイト トーマツ入所、公認会計士としてIPOおよびM&Aなどの各種業務に従事。2010年、社内ベンチャーとしてスタートアップ支援などを行うデロイト トーマツ ベンチャーサポートを2人で第2創業。15年からシリコンバレー事務所を立ち上げ、現地で200社超が参画する新規事業開発コミュニティー「SUKIYAKI」を創設。デロイトの成長企業支援のアジア地域リードパートナーに就任

森 俊彦氏


パナソニック ホールディングス株式会社
モビリティ事業戦略室 部長

2003年、松下電器産業(現 パナソニック ホールディングス)に入社。民生ビデオカメラのソフトウエア開発や商品企画に従事。13年からシリコンバレーのオートモーティブ拠点を立ち上げ、5年半、自動車メーカーとの新規事業開発やモビリティ領域のスタートアップ投資に携わる。19年、帰国後はモビリティ・スマートシティ領域での新規事業責任者として事業創出や地方創生を目指す

目次

Chapter 1 DXの誤解と本質 ~顧客体験から目をそらすな~

1 シリコンバレーで感じた「日本」のはがゆさ
2 「移動の価値」を再定義するウーバー
3 モビリティの体験価値を根本から変えたテスラ


テスラの自動運転 もう3年前の動画です
ソフトウェアのアップデートで勝手に難しい縦列駐車も自動でできるようになったそう・・・

テスラはシリコンバレーのソフトウェア会社である。スマホやPCと同じようにアップデートできるものとしてみている by イーロンマスク

ゲームプラットフォームのsteamと連携し車中でゲームが楽しめるようになったそうです


Chapter 2 「CASE」の先にあるビジネスモデル変革


1 自動車業界でこれから起こる「価値の移動」
2 新たなビジネスモデルに挑戦するGMに学ぶ
3 グーグルも狙う「ロボタクシー」という新市場

自動運転技術のトップランナーはウェイモという会社らしいです
以下に詳しく記載まとめてありました

ウェイモのロボタクシー動画

ウェイモのロボタクシーは、移動先から広告料を得ることで、無料での移動サービスを可能にする新たなビジネスモデルを模索しているそうです。



Chapter 3 SXの誤解と本質 ~新しい企業価値のつくり方~


1 もはや不可逆な「脱炭素」という新潮流
2 変わる消費者、SX時代に愛される体験価値
3 世界の自動車メーカーは脱炭素にどう向き合うのか
4 モビリティ領域の覇権狙うエネルギー産業という「伏兵」

この章では以下の会社が紹介されてました 初耳の会社

アスピレーション 

uber green

米国では、21年末にウーバーの配車アプリに「UberGreen(ウーバーグリーン)」というサービスが追加された。ウーバーグリーンを選択するとハイブリッド車(HV)やEVが配車される。ウーバーのドライバーに聞いてみると、ウーバーグリーンの利用は日に日に増加し、40%程度がウーバーグリーンでの呼び出しになっているという。実は、ウーバーグリーンは米国に先んじて欧州で19年に導入された。ウーバーはHVやEVの使用を増やすことで同社の温室効果ガス排出量を制限する「クリーン・エア・プラン」を発表。同プランの中に、25年までにロンドン市内の全車両をすべてEVにする計画や、ウーバーグリーンを北米の1400以上の都市に拡大する計画が含まれている。ただ、普及を迎えるまでには紆余曲折があった。欧州で導入された当初、ウーバーはウーバーグリーンの乗車料金を通常の1ドル増しに設定し、それを原資にドライバーへ50セントを配分、残りの50セントをウーバーのグリーンテクノロジーの開発に充てていた。ところが、1ドル高くなっても顧客は環境配慮のためにウーバーグリーンを選ぶだろうという読みは外れ、それほど多くの配車は行われなかった。このためウーバーは方針を転換し、1ドルの料金加算を取りやめる代わりに、顧客に僅かな待ち時間を許容してもらうか、もしくは追加料金(数セント程度)を負担してもらうか選択できるようにしたのである。

木村将之,森 俊彦,下田裕和. モビリティX シリコンバレーで見えた2030年の自動車産業 DX、SXの誤解と本質 (Japanese Edition) (p.119). Kindle 版.



Chapter 4 「モビリティX」の先駆け、テスラの全貌


1 なぜテスラは「EVの覇者」になれたのか
2 テスラの“本命”がエネルギー産業である理由
3 異業種融合を進めるテスラの脅威とビジネスインパクト

Chapter 5 アマゾンが狙うモビリティ産業のゲームチェンジ


1 アマゾンから学ぶ「顧客体験価値」のつくり方
2 「モノの移動」を制すアマゾンのモビリティ戦略
3 「強い物流」をテコにヘルスケア業界も飲み込む

Chapter 6 モビリティ産業の未来と日本の戦い方


1 モビリティX時代に求められる4つのアプローチ
① 「デザイン思考」「データドリブン」による体験価値創出
② 顧客の価値観の変化に寄り添うサステナビリティー変革
③ 中長期視点による「要素クロス」アプローチ
ファンクション産業と融合した新たな価値創出
2 グローバル市場で日本企業らしく戦うための秘訣
① 強みの製造品質を生かしてオペレーションコスト低減で勝つ
② 協調による異業種融合で日本流のモビリティXを
③ 高齢化社会をチャンスに変えて分散化時代の主権を狙う
④ グローバルなルール作りに入り込み、戦略的に迎え撃つ
3 シリコンバレーで学んだ企業を越えた個人連携の必要性


以上

新規事業立案時のやくに立てるようなノートを作成していきます!