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共生=戦いと守りのラインを双方で随時確認することだと感じた紅葉狩り日記   #旅する日本語

先週末に紅葉がピークだった長野県大町市(信濃大町)に行って来ました。GoToキャンペーン使って!

木崎湖というよくCMで使われる湖が雲海で幻想的な光景になることを知り、ドローンかついで行ってきました。

今回の旅で作成した動画がこちらです↓

「木崎湖」は私が宿泊した「立山プリンスホテル」から車で約15分のところにあります。日の出の6:11(10月31日)の時刻から、湖面から霧のようなものがふわふわと出てます、これ「湖霧」というそうです。同様に海から出るのは「けあらし」というそうです。気温よりも湖の水温が高いとこのような現象がでるそうで、ちょうど10月31日のこの日は気温0度でした。

とても幻想的な光景で、数名のカメラマンもこの光景を撮影していました!

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今回の旅のルートは以下の感じ.

<1日目>

長野駅→青木湖(12:00)→霊松寺(14:00)→小熊山(16:30)→

立山プリンスホテル宿泊

<2日目>

木崎湖(6:00)→高瀬渓谷(11:00)→鷹狩山(13:00)→善光寺(16:00)→長野駅

ドローンで撮影する場合、日の出と日の入りギリギリに絶景の撮影チャンスが来るので,事前に日の出日の入り時刻と方角はチェック。

さて、この工程でレンタカーで移動していたのですが、1日目の小熊山に行く前に観光協会の方に熊って出ますか?と聞いたら、そりゃ「小熊山」って名前付くくらいだからね、3日前にも目撃情報あるから、歩いていっちゃだめだよって・・・

小熊山の見晴らしの良い展望地の行き方を教えてもらい、行ったのですが、2度迷いました、本当にわかりにくい・・・怖かった!!!!

その途中で鹿に遭遇しました、その写真がこちら

NOTEサムネ

悠々と住居に入って行ってました。ホテルから100mも離れてないとこですよここ。 近くには星野リゾートの「界」もある場所です。

もちろん猿もたくさんいました! 

ようやく小熊山の展望地に到着しました。素晴らしい光景です! 絶景とはたやすく行けるとこには無いというのはその通りです。とても細い道を行くので、軽自動車で行ったほうがいいくらいです。 

小熊山の展望地からの眺めがこちらです! 眼下に見えるのが「木崎湖」

小熊山

パラグライダーの離陸場所になっているそうで、ここだけ開けていました。

熊の影に怯えながら、撮影を早々に切り上げました。

翌日朝、冒頭の木崎湖の「湖霧」を撮影したあと、朝食食べてホテルを後にして、すぐ遭遇したのが、「仁王立ちでタバコ加えた農作業の格好したおじさん」そして片手にはなぜかバット・・・

いまから野球をしに行く感じでもないので、なんなんだろうとおじさんの視線の向こうを見ると、猿軍団が田んぼにたむろして何かを食べてる・・・

しかも、猿軍団もおじさんをチラチラ見ている

あー、なるほど、それ以上こちらに来るなら、このバットで追い返すぞという意思表示なんだ・・・

共生という言葉はこういうことなんだ、お互いの存在を強く認識しつつ、住む世界が違うこと、お互いの領域はお互いで随時確認し、お前がいなくなれば、俺たちはもっと進んでいくぞということなんだ。その存在の確認はパワーバランスで決まり、高齢化した村にいずれ若い人がいなくなれば、そこは自然のものとなり、それはとても普遍的なことで、どうしようもないことなんだと感じた瞬間でした。

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信濃大町の最後に訪れた鷹狩山の帰り際、70才前後の老夫婦が、自分たち2人の影を見ながら、「影はあんなに若いのに、わたしたちも年をとったわね」と話をされていたのを聞いて、とても穏やかな気持ちになって鷹狩山をあとにしました。「睦ぶ」という言葉はこの老夫婦のためにありそうなくらい、ずっと仲良かったんだろうな。

「信濃大町」春、夏、冬と別の景色を見せてくれそうで、また訪れたい町の一つになりました。

最後に「霊松寺」に行った時の紅葉の写真で!寒い土地の紅葉はとても色が濃ゆくて、今まで見た紅葉で一番素敵でした。

れいしょうじ

霊松寺は春と秋の数週間しか中を見ることができないそうです。

                               以上



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