【保存版】 Discordサーバーの運営者/管理人/モデレーターが持つべき心得 アドバイス 手法 管理者 ルール メンバー BAN 追放 パートナーシップ パートナーサーバー発見
簡単にDiscordの経歴を。
2021年から使い始め、あるMMOゲームをテーマにした大規模サーバーに参加後、モデレーターを任されました。
2022年以降、ゲームをテーマにしたサーバーをいくつも自分で設立。
設立したサーバー数は全部で20程。1サーバー最大のメンバー数は3千人、全サーバー合計で5,6千?くらい。
サービス終了や過疎化を理由に譲渡、削除したサーバーもあります。
嬉しいことに、パートナーサーバーの申請が通り、現在はパートナーシップになっています。
そんなところです。利用年数としては短いかもしれませんが、夢中になって取り組んできました。
さて、Discordサーバーの運営についてですが、私は公開コミュニティ=不特定多数のメンバーを募集するサーバーを運営してきたので、それを前提にした考え方をお話します。
運営者の心得
メンバーは人財。BAN・追放は極力避ける。
メンバーは公式規約やサーバー内のルールを殆ど読まず守らずと諦めること。
ルールを増やすのは管理者の手間を増やすだけ。管理できないルールは運営者の首を絞めるだけ。自分が楽に続けられることを最優先。
Discordの利便性を失う行為やサーバー存続危機は排除。これに反する者へ注意喚起しても改善されない場合、BANで処置もやむなし。
サーバーで主に大事な点は、
①サーバーが存続出来ていること。
②各チャンネルのテーマに沿い投稿の整理が出来ていること。
③VCチャンネルを建てた者が弊害なく利用できること。3つの『初心者』に配慮すること。
ⅠDiscord Ⅱテーマ(ゲームや主旨) Ⅲネットリテラシーメンバー間のトラブルには中立的の立場で対応すること。その際はサーバー内のチャンネル=公の下で解決を図ること。
また、管理者への批難や反対意見も当然と思うこと。リクエストに対して、手間がかかる事、複雑な事、賛否分かれる事などは1週間期日のアンケート投票で判断することを推奨。 何事も短期間で素早く判断するように。
外部のサーバーやSNSなどから、Discordサーバーの需要・問題点・構成・新機能などに対し情報感度を持つこと。
【補足】
1:大衆向けサーバーの目標の1つとして、メンバー数を集めることでもある。ご参加頂いた一人ひとりを人財と思うこと。
2:短ければ多少は読むだろうが、長文は先ず読まない。問題を指摘された初めて気付く人が多数。参加時に誘導するBOTや確認ボタンがあっても無駄。諦めよ。
3:仮にルールをいくつも設けても、管理ができなければ無意味。それをメンバーから指摘されたり、メンバーで不平不満の声があがれば、運営者の責任である。
★結局のところ1・2・3にある通り、ルールを多く設ければ運営者の首を絞め、違反・問題・トラブルなどを起点にメンバーをBAN・追放せざる得ない理由になってしまう。楽にやろう、先ずはそれが一番。
メンバーも自由を求めている。只、人間同士で合う合わないがあるのは当然。その時は”ブロック”を促そう。公式機能でそれがあるのだから。メンバーに対して言うことは、自己防衛は自分でやりなさいということ。その為の助言や手法は教えてあげよう。
4:ここ数年で公式の管理機能も充実してきたので、荒らし対策や管理系のBOTは今は入れていない。また、メンバーからの通報・相談・要望を受けるチャンネルを設けておくとよい。
Discordサーバーの良いところは、カテゴリ、チャンネルごとに投稿(会話)を分けて整理出来ることとボイスチャットが出来ること。これが損なわれては利用する意味がない。
5:ⅠはDiscordの使い方など
Ⅱはサーバーの主要となるテーマ(ゲームなど)など
Ⅲはネット全般的な心得、モラル、知識など
これらの🔰初心者がいることを念頭に考えるとよい。
6:トラブル該当者の両者から個々にDMを貰うより、サーバー内の特定のチャンネルで対話させること。自分が第三者の立場になり、また第四、五者…の意見も伺うのも良いが、最終的な判断は運営者が考えること。
7:賛否が無いような事項は運営者が瞬時に判断して取り組むこと。賛否がありそうなことは、アンケートを取るなどして長くても1週間の期間を設けて募集すること。やる・やらないは別として、判断が遅かったり後回しになるのは良くない。
8:情報感度は大事。Discordをテーマにしたサーバーもあるし、SNSやブログでも情報はある。公式も随時アップデートされて、新しい機能も出るので把握すると良い。
つづく